コメ兵が、自社ECのLINEアカウントに自動接客ツール『WazzUp!』を導入

ECのミカタ編集部

株式会社コメ兵(以下「コメ兵」)は、自社ECサイトの公式LINE@を開設するにあたり、株式会社ファナティック(以下「ファナティック」)が提供するLINEの自動配信ツール『WazzUp!』を導入したことを公表した。

O2Oコミュニケーションを実現

宝石・貴金属、時計、バッグ、衣類、カメラ、楽器等幅広い商品群を取り扱う、総合型リユースストア「コメ兵」。同社は、近年特にオムニチャネルを活用した「お取り寄せサービス」など、リアル店舗とWebを融合したより便利で安心できる買い物体験の提供に注力している。

そのリユース市場をリードするするコメ兵は今回、自社ECサイトの公式LINE@を開設するにあたり、ファナティック社が提供するLINEの自動配信ツール「WazzUp!」を導入したことを明らかにした。

今回の同ツールの導入により、ユーザーが好みのカテゴリ、ブランドをLINE@上ご登録することで、それぞれのユーザーにマッチした高精度のレコメンドが自動配信され、One to Oneのコミュニケーションを実現するという。

LINE上で活躍する自動接客ツール『WazzUp!』

LINE上で活躍する自動接客ツール『WazzUp!』

「WazzUp!」は、ファナティック社が提供するLINE上で情報を自動配信するツールだ。各ブランドやショップ、企業の情報の情報を自動返答の形でユーザーに届ける仕組みとなっている。

配信する内容はリアル店舗の在庫問い合わせや再入荷のリクエストなど幅広く対応可能だ。商品情報は、公式通販サイトから自動で取得するので、更新や登録等の手間は一切かからないという。また手動でのメッセージ配信やタイムライン投稿も従来通り使用できる。

すでにSHIBUYA109など名だたるショップやブランドが同ツールを利用しており、今回新たに、リユース市場のトップクラス企業であるコメ兵が加わった形だ。

ユーザーの声に応える形で導入

ユーザーの声に応える形で導入

コメ兵では、従来からECを利用するユーザーから「興味のある新入荷品がたくさん見たい」「掲載商品が多くて見つけにくい」などの声が届いていた。

今回、それらに対応し、顧客満足度や利便性向上をはかるため、LINE@上での自動接客ツールを導入し、ユーザー一人ひとりの好みにあったKOMEHYO ONLINE STOREの新着商品をレコメンド配信し、欲しい物を「探しやすい」「見つけやすい」環境を整えたのだ。

まさにユーザーの声に応える形で実現した、今回のツール導入。O2Oコミュニケーションを成立させるためには、ユーザー目線であるべきという王道とも言える施策だ。もはや一アプリに留まらない通信インフラともなっているLINEを使って、ユーザーとの接点を構築し、かつパーソナライズされた情報を発信することで、同社のロイヤル顧客醸成に確実に寄与することになるだろう。


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