トランスコスモスがテンセントのソーシャル広告代理権を取得

ECのミカタ編集部

トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)の100%子会社である上海特思尓大宇宙商務咨詢有限公司(本社:中国上海市、董事長総経理、山下栄二郎、以下「トランスコスモスチャイナ」)は、騰訊控股有限公司(Tencent Holdings Ltd、以下「テンセント」)より、広告代理権を取得した。

テンセントの全サービスで中国向け広告配信の提供が可能に

トランスコスモスチャイナは2006年に上海で事業を開始し、現在では上海4拠点、北京1拠点、天津1拠点、合肥1拠点、長沙1拠点の5都市8拠点に事業を拡大している。また、台北、深センには支社を開設済みだ。中国市場において、コンタクトセンターを含めたECワンストップサービス、デジタルマーケティングサービス、システム開発などのサービスを、中国国内や海外の80を超えるブランドに提供するなど中華圏において着実にその基盤を築いてきた。

そのトランスコスモスチャイナがいよいよ、2017 年9 月に中国大手ネットサービスであるテンセント)より、広告代理権を取得した。今回の施策により、トランスコスモスチャイナは、テンセントの全サービスでの広告配信サービスを、中国国内の顧客企業向けに提供することが可能となった。

主要プラットフォームは、インスタントメッセンジャー「QQ」、ソーシャル・ネットワーキング・ツール「WeChat」、テンセント・ポータルサイト「QQ.com」、「テンセントゲーム(Tencent Game)」、「テンセントビデオ(Tencent Video)」といった同国内でも名だたるものが名を連ねる。

アクティブユーザー10 億人のWeChatなどを押さえる

中国のインターネット事業は、バイドゥ(百度)、アリババ、テンセントの頭文字をとった「BAT」と呼ばれる3 社が中心となってしのぎを削っている。同社によれば、テンセントの財務報告では、2017 年12 月末までに、「WeChat」のアクティブユーザーは10 億人、「QQ」は7.83 億人まで増加している。また、「テンセントゲーム(Tencent Game)」も中国において、数多くのファンを獲得している。

トランスコスモスは、今回の広告代理権の取得により、テンセント広告配信サービスをスピーディーかつ低コストで提供することはもちろん、最新のサービス情報提供、テンセントからの広告戦略の共有、テンセント提供ツールの活用を通じて、これまで以上に顧客企業に対して効果的なマーケティング支援を提供するとしている。

顧客企業の売上向上とブランディングをより高度に支援

またトランスコスモスは、同社が従来より提供しているEC 支援サービスやデジタルマーケティング・リアルプロモーション・カスタマーサービス・分析サービスに加えて、テンセントエコシステム内のサービスとの連携を強化することで、顧客企業の売上向上とブランディングをより高度に支援していく方針だ。

さらに「SCRM(ソーシャル顧客関係管理)」分野、つまり、従来のCRM に使われてきたコミュニケーションチャネル(電話、メール、ライブチャットなど)に、ソーシャルメディアを加え、 広義においては、顧客のソーシャルメディア上での活動を自社の顧客データベースに取り込み、より適切な情報提供を実現し、顧客との関係を最適化するソリューションでも同社の強みを発揮するものとみられる。

巨大な人口を抱えEC化でも先行する中国、そして中華圏。これまで着実に基盤を固めて来たトランスコスモスがいよいよテンセントという巨大なフィールドでその翼を広げ、同社の存在感を示す時が来たようだ。

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