ARとAIを駆使した「YouCam メイク」の新サービスが「エスティ ローダー」の最新ビジュアルに導入へ
パーフェクト株式会社は、広告や雑誌のビジュアルをスマートフォンで撮影すると、モデルメイクを自分の顔でシミュレーションすることができる「YouCam メイク」の新サービス「AI ルックトランスファー」をメイクブランド「エスティ ローダー」の最新ビジュアルに導入した。拡張現実(AR)とAI(人工知能)の技術融合により実現した同サービスは、5月28日より女性向け雑誌で展開される。
パーフェクト株式会社は、2015年6月にデジタル マルチメディア分野のリーディングカンパニーであるサイバーリンク社からスピンオフした、ビューティー関連のモバイルアプリを運営する企業だ。
高度な顔認識技術とAI技術を搭載し、世界で数々の受賞歴をもつバーチャルメイクアプリ 「YouCam メイク」 を筆頭に、合算で6億以上のダウンロード数を誇るビューティアプリシリーズを展開している。
この度、5月28日より掲出される「エスティ ローダー」の特定の広告ビジュアルを、「YouCam メイク」を使って撮影すると、「YouCamメイク」上でモデルメイクがシミュレーションできる。という新機能をリリースした。
今回体験できるのは、「エスティ ローダー」のファンデーション「ダブル ウェア」が使用されたモデルメイクとなる。
パーフェクト株式会社代表取締役の磯崎順信氏は「AI ルックトランスファーを導入いただくことで、従来、消費者にとって見るだけだったブランドの広告ビジュアルが、新しいコミュニケーションツールとしてご活用頂けるようになります。弊社はこれからも、コスメブランドとお客様を繋げる画期的なサービスを配信し、業界の発展に貢献して参ります。」 とコメントしており、新しい技術に自信をのぞかせた。
未来感のある広告に高まる期待
広告の形はテクノロジーの進化によって未来感のあるものに次々と進化している。その先にはECが介入し、そのまま商品を買えるようなシームレスな展開が待っているだろう。もちろんファッション業界などにも応用が効くだろうし、汎用性は高い。
この先どのような技術が生まれ、どのような広告が世に送り出され、どのような効果をもたらすか全く想像もつかないが、それらが新しいECの未来を作ってくれることで業界が活性化するのであれば、これからも大いに応援していきたい。