Facebookからの商品購入は海外が8割、日本は?~女性の心を制す者がデジタルマーケティングを制す~

ECのミカタ編集部

今や地球人口の約3分の1が使っているといわれるソーシャルサービス、Facebook。近年はビジネスシーンでの活用も増え、企業ページなども増えてきている。

Facebookを活用してビジネスを拡張すべく、海外デジタルマーケティングを行っている、株式会社インフォキュービックジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役:山岸ロハン)は、2018年5月14日から5月17日の期間で、日本・海外の20~50代の女性を対象に、Facebookに関するアンケートを行った。

【調査概要】
集計期間:2018年5月14日~15日
調査方法:インターネット集計
調査対象:国内外20~50代の女性のFacebookユーザー
調査人数:500人

女性がFacebookを使うワケ

女性がFacebookを使うワケ

ビジネスシーンでも使われることが増えたFacebookだが、女性が登録するのは、国内外どちらとも「友達や家族とコミュニケーションをとるため」という理由が約60%以上と圧倒的に多く、ビジネスツールとしてはあまり浸透していないようだ。

これが女性のFacebookの使い方

これが女性のFacebookの使い方

Facebookといえば気になるのは「いいね!」機能。自分が投降した内容に対する、周りの反応についてどう感じているのだろう。

これが国内では33%が、いいね!がつくかどうかは「全く気にならない」と回答。海外では47%が「少し気になる」と回答している。

どちらかといえば周りの目を気にする傾向は日本人に多い気がしていたから、これは少し意外な結果だ。
コミュニケーションツールとはいえ、自分が発信した情報にはあまり頓着しないようである。

また、いいね!を押している対象についても、興味深い結果となっている。海外はまんべんなく思い思いの投稿にいいね!をしているが、国内の女性は友人の近況報告やきれいな写真や面白い写真にいいね!を押す傾向が強いようだ。

「インスタ映え」という流行語にも見られるように、今後はInstagramユーザーの動向にも目を向けてみる必要があるだろう。

Facebookで商品を購入するのはアリ?

Facebookで商品を購入するのはアリ?

Facebookから商品やサービスを購入したことがあるか、という質問に対しても、国内と海外でははっきりと意見が分かれた。

国内では9%程度にとどまったのに対し、海外では73%が購入した経験があるという。Facebookを使ってビジネス展開をするのであれば、国内よりも海外の方が向いているようだ。

しかし、国内女性の関心が美しい写真や面白い写真にあるのであれば、国内でもそこにデジタルマーケティングの勝算が見える気がする。

男性に比べて購買意欲の高い女性の興味関心を把握するのが、今後のマーケティングの肝だ。ビジネスにおいてもプライベートにおいても、女性のハートをキャッチすることに全力を注ぎたいものである。

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