デジタルコンテンツのツートップはYahoo!とGoogle!その魅力とは。【ニールセン調査】

ECのミカタ編集部

ニールセンデジタル株式会社(本社:東京都港区/代表:宮本淳)PCとスマートフォンからのデジタルコンテンツのユニークオーディエンス数を調査した。

SNSの普及はデジタルコンテンツ市場に何をもたらすことができたのだろうか。

ニールセンデジタル株式会社は、視聴行動分析サービスを提供するニールセンの日本法人。ユーザーの購買行動のきっかけを分析し、広告主企業やEコマース事業など、さまざまな会社に高い評価を得ている。今回の調査は、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)のデータをもとにおこなわれた。

不動の使いやすさ。Yahoo!とGoogleは約6,600万人が利用

不動の使いやすさ。Yahoo!とGoogleは約6,600万人が利用

2018年5月時点では図表のとおり。上位3位を占めるYahoo!、Google、YouTubeはそれぞれ利用者数は6,600万人程度。リーチ(利用率)は50%程度となり、人口の約半数が利用しているという結果になった。

若年層の8割が上位の4サービスを利用。

若年層の8割が上位の4サービスを利用。

さらに若年層に絞ると、各サービスのリーチはさらに上がり、Yahoo!、Google、YouTubeに関しては人口の8割が利用しているという結果に。
 
コミュニケーションツールであるLINEやTwitterが5位以内に食い込んでくるのも大きな特徴だ。

YouTubeの利用者の9割はスマホから。

YouTubeの利用者の9割はスマホから。

PCとスマホの併用状況については、特にYouTubeに絞ってみてみると、9割もの割合ががスマホから視聴していることがわかった。時間と場所を選ばない手軽さが原因と考えられる。
 
ただ、年齢が上がるにつれてPCとスマホの併用が増えている。外出しにくくなる高齢のユーザーが多いためだろう。 

スマホの利便さがECを広げる

今回の調査では、若年層のデジタルコンテンツの利用が圧倒的に多いこと、その中でもスマホの利用が多いことがわかった。以前から言われているがスマホでもみやすいサイト作り、SNSでのプロモーション戦略の対応は急務である。
 
また、上の世代に関してはPC利用も増えているので、世代別に異なるプロモーションをおこなっていくことがカギになっていくだろう。改めて自社のターゲットを確認し、適切な戦略を行う必要がある。

また今後高齢化がより進んだ時にスマホの立ち位置はどうなるのか。興味深いテーマになってくるのではないだろうか。

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