BカートとMF KESSAIがAPI連携 BtoB ECの請求業務がアウトソーシング可能に

ECのミカタ編集部

株式会社Dai(本社:京都府京都市/代表:木脇和政)は、同社の提供するBtoB-EC・Web受発注システム「Bカート」と、MF KESSAI株式会社(本社:東京都千代田区/代表:富山直道)が提供する決済サービス「MF KESSAI」とのAPI連携を9月28日よりスタートする。

運用実績No.1!Bカートの魅力

「Bカート」は月額9,800円から最短3日で利用できるBtoB取引をIT化する、クラウド型ECプラットフォームである。BtoB取引に必要な機能をすべて標準対応しているため、手軽にスタートできるのが特長。
 
すでに400社を超える企業が導入し、10万を超える法人や事業者が利用する。運用実績No.1のプラットフォームだ。

BtoBの複雑な取引条件や、システム要件にも対応。システム開発やカスタマイズでネックとなるコストや納期の諸問題を解決するほか、毎月無料のアップデートも実施している。

また、BtoB専用カートシステムとしては初めてAPIを公開しており、基幹システムやWMSなどへのデータ連携もスムーズ。Bカートだけではカバーできない要望も、APIをつかってサブシステムを構築することで解決する。

連携で請求業務の不安を解消

「MF KESSAI」は、企業の与信審査から請求書発行、代金回収までの決済業務を一括して代行する企業間後払い決済サービス。
 
今回の連携により、「Bカート」でECサイトを運営する事業者は、自社のサイトとMF KESSAIを連携することで、請求書によって手軽に後払いできる決済手段が導入可能となる。それに付随する購買に関する与信審査や請求書の発行、代金回収、入金管理なども一切不要となり、入金保証もあるため貸し倒れの心配も解消。

希望に応じ、最短5営業日での売掛金の資金化、取引先への最長180日の長期の支払期限にも対応している。急ぎで商品を仕入れたいときや、取引先への入金期限を長く設定したい場合など、さまざまなケースに柔軟に対応可能となる。

BtoB市場のこれから

経済産業省の調査によると、BtoB-EC市場は平成29年度時点で約317.2兆円規模、EC化率も29.6%となっている。この結果からも、BtoB取引のEC化は今後も浸透していく、有望なマーケットとして期待されている。
 
しかし、それに付随する企業活動における様々な業務は、まだ完全にクラウド化されてはいないのが現状だ。

今回のMF KESSAIとのAPI連携により、BtoB取引のEC化による業務の効率化や営業体制の再構築がおこなえるようになるだけでなく、請求業務はもちろんのこと資金繰りまで一貫してクラウドサービスでおこなうことができるようになる。

相性抜群!BtoBとEC

対象がニッチなBtoB事業は、広告宣伝もしにくく伸び悩む業界のひとつ。EC化によって必要な人のもとに必要な情報が行くことで、BtoB-EC事業は活性化してきたといえるだろう。
 
さらなる拡張を目指すには、運営側の負担を軽減することはとても重要。作業を減らして今後の事業拡大に使えるリソースと時間が増えることで、BtoB-ECはこれからも拡張しつづけることだろう。

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