フリマサイトが手軽に作成できるCMS『furimo(フリモ)』がリリース

ECのミカタ編集部

CtoC(C2C)型サイトの構築・運用・管理や動画配信システムに特化したソリューション開発などを手がけているマレントジャパン(所在地:大阪府大阪市、代表:古本涼)は、2017年12月にリリースしたCtoC(C2C)モール型CMS* の機能・性能を生かして、本格的なフリーマーケットサイトの開設・運営・管理が手軽かつリーズナブルにできるパッケージ型CMS「furimo(フリモ)」の販売を、12月13日(木)に開始する。

機能とコスパに優れたフリマCMS

CMS(Content Management System=コンテンツ管理システム)「furimo」は、買い切り型パッケージ販売で提供される。導入後の月額料金などが不要で、2017年12月リリースのCtoC(C2C)モール型CMS「Mallento(マレント)」へのフィードバックに応えて、フリマサイトの開設・運営・管理に配送ボタンやエスクロー機能など、フリマサイト運営に役立つ多彩な機能を搭載している。

また「furimo」は、本来ならば数百万円〜数千万規模の制作費がかかるフリマサイト構築を、価格を大幅に抑え簡単に実行することを可能にしているという。

【furimo概要】

名称:furimo(フリモ)

公式一般リリース日:12月13日(木)

主な機能:出品者からの配送ボタン、購入者からの受け取りボタン、さらに両方のボタンが押されて決済されるエスクロー機能を搭載、商品在庫管理機能、販売手数料の設定機能ほか

主な機能追加・機能強化:「Mallento(マレント)」の内部構造の改善、表示速度改善などのアップデートほか

価格:公式HPより要問い合わせ

カスタマイズ性にも優れる

カスタマイズ性にも優れる

マレントジャパンでは、 furimoを導入するにあたってのメリットについて次のように発信している。

◆1.他社と比べてとても格安で導入できる(スタートアップ促進)

・他社制作会社とくらべて制作コストは1/10〜1/5で導入可能
・パッケージ販売なので導入後に月額料金などが不要
・すでにデモサイトがあるので、動作確認をしながら導入を検討できる

◆2.SSLや多言語化、多様多種な決済方法カスタマイズ、配送連携も可能

配送ボタンや受取ボタンなどユーザーに便利な機能のほか、エスクロー機能や商品在庫管理機能、販売手数料の設定機能といった、フリーマーケットサイトの運営・管理に役立つ機能を搭載している。

◆3.多様なカスタマイズが安価に提供可能

ほかにもAWS(Amazon Web Service)での構築や多彩な機能追加・機能強化、海外展開などのカスタマイズにもコンサルティングをふくめて対応する。*アプリとしての提供も可能(別途、費用がかかる。)

◆4.アプリ化にも対応可能

ハイブリッドアプリやネイティブアプリなど、要望に合わせてiOS・Androidのアプリ制作にも対応する。

◆5.大手決済会社との連携で特別価格での利用が可能(先着ID限定)

◆6.PHPでカスタマイズが可能な開発者版としてリリース

◆7.制作会社の他社納品にも対応

◆8.販売パートナーまたは開発パートナー制度で報酬受け取りが可能

リユースEC市場へ繰り出すための架け橋

フリマやネットオークションなどリユース市場はEC全体をみても、特に発展性が見込まれるカテゴリだ。またそうしたリユースECの浸透により、日本人の所有の概念も大きく変化し、新品にこだわらずに利用したいアイテムを手にしたいというマインドも広がっているとのデータや分析も多い。

こうしたチャンスあふれる市場にプラットフォームを提供する側として参入するには、当然にしてそれなりのサイトやバックボーンとなるインフラを整えなければならないが、それへのハードルは開発面や費用面など少なくはない。

今回のfurimoのリリースは、そうしたハードルを一気に引き下げる可能性を秘めており、今後新たにリユースEC市場に繰り出そうとしている事業者にとっては、有力な選択肢となるのではないだろうか。

 


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