広告の費用対効果が最大9.23倍に 「売れるネット広告つくーる」へ『アンケートランディングページ』機能を追加

ECのミカタ編集部

売れるネット広告社は、単品通販会社のネット広告の費用対効果を改善させるクラウドサービス『売れるネット広告つくーる』に新機能として、費用対効果を“最大 9.23 倍改善”させた実績をもつ「アンケートランディングページ」を
簡単に作成することができる機能をリリースした。

逆転の発想

「アンケートランディングページ」とは、商品を詳細に紹介する代わりに、簡単なアンケートに答えてもらう機能をメインとしたランディングページとなっている。一般的なランディングページ(広告専用ランディングページ)というのは、専用ページを作りこみ、見込み客に商品情報を提供した上でオファーを出し、最終的に商品やサービスの購入につなげる戦略だ。

しかし「アンケートランディングページ」というのは一般的なランディングページとは逆の発想で、見込み客に4~5問程度のアンケートに答えてもらい、その「お礼」として商品を提供するというもので、消費者の心理をとらえた上でより効果的なプロモーションを行うという戦略だ。

より自然なアプローチで商品をアピールできる

より自然なアプローチで商品をアピールできる

「アンケートランディングページ」にすることでコンバージョン率が上がる心理的要因として同社では次のように述べている。ますアンケートに答えるだけという意識が消費者に芽生えるので“申込んでいる”という意識が下がる。つまり「回答の『お礼』としてインセンティブをもらえる」という心理を活用しているのだ。

またアンケートの設問により商品の良さを“知らぬ間に”認知してもらうことができる。簡単なアンケートに答えるだけという「アンケートランディングページ」をフックにすることにより費用対効果を最大化させることが可能となるのだ。

「アンケートランディングページ」の機能と効果

最大9問のアンケートを設定することができ、広告専用ランディングページ同様に“申込フォーム一体型®”になっている。デザインテンプレートがあるのでブログを書くような感覚で簡単に「アンケートランディングページ」を作成することが可能だ。

また「アンケートランディングページ」の効果としては、ツーステップマーケティング(お試し商品で見込客を集め、本商品を購入してもらう施策)で広告専用ランディングページ vs アンケートランディングページの【A/B テスト】を10社以上でおこなったところ、「アンケートランディングページ」が平均4.6倍費用対効果アップとなった。最大値としては CPO:29,412円がCPO:3,188円にまで改善し、9.23倍もの費用対効果アップとなったそうだ。

これからも成果をもとに機能を強化していく

売れるネット広告社では10社以上で費用対効果の上がる【A/B テスト】の結果が出た場合、その結果を“最強の売れるノウハウ®”とし、随時『売れるネット広告つくーる』の標準機能として開発・リリースしていく方針だ。

ランディングページといえば、ネット広告の中でもかなり伝統のある手法だ。一方で多くのペイドメディア同様にコンバージョンまでつなげるには、一定の資金や知見が必要となるなどハードルも少なくない。

その上で今回の新機能は、そうしたランディングページの基盤を活用しつつ、消費者心理にうまく訴求し、逆転の発想でコンバージョンを上げられる画期的なものと言えるだろう。この機能を通して、より一層、プロモーションやマーケティングの面で悩める事業者や担当者を支援していくことになりそうだ。

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