MakeShopとTEMPOSTARが完全連携 多店舗運営を支援し越境ECでの協業も視野に

ECのミカタ編集部

GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良 以下「GMOメイクショップ」)と、NHN SAVAWAY株式会社(代表取締役社長:康 泳權 以下「NHN SAVAWAY」)は、越境EC分野における協業も視野に入れ、両社サービス間の連携強化を目的に業務を提携した。

管理データを一元管理することが可能に

今回の提携により、GMOメイクショップが提供するネットショップ構築ASP「MakeShop」と、NHN SAVAWAYが提供する複数ネットショップ一元管理システム「TEMPOSTAR」のサービス間の完全連携を、2019年9月をめどに行う。

これにより、ショップ運営者は、「TEMPOSTAR」を利用することで「MakeShop」で運営するネットショップをはじめ、複数のネットショップや実店舗間と、在庫・受注・商品情報といった管理データを一元管理することが可能となるとしている。

また「MakeShop」と「TEMPOSTAR」の完全連携に先駆けて、両社のサービスを通常より価格を抑えて導入できるキャンペーンも実施される。

データの全てを自動連携

データの全てを自動連携

業務提携の概要は次の通りだ。GMOメイクショップが提供するネットショップ構築ASP「MakeShop」と、NHN SAVAWAYが提供する複数ネットショップ一元管理システム「TEMPOSTAR」は、2016年5月から在庫・受注データの自動連携が可能となっていた。

今回の業務提携では、2019年9月をめどに商品情報データの自動連携にも対応し、両サービスの完全連携を実現する。これにより、「MakeShop」で管理する在庫・受注・商品情報データのすべてが「TEMPOSTAR」と自動連携できるようになる。

多店舗展開を行うショップ運営においては、商品情報の登録や受注業務、在庫管理などを「TEMPOSTAR」で一元管理できるようになり、業務の効率化を図ることが可能だ。

越境EC分野での協業も視野に

今後の展開については、GMOメイクショップとNHN SAVAWAYは、ネットショップの越境EC展開を支援するサービスをそれぞれ提供しているが、両社は、各サービスの特性を生かした越境EC分野での協業も視野に入れ、EC市場の活性化に取り組むとしている。

EC事業者をショップ構築と運営の面で支援してきた両サービス。これまでの連携から大幅に強化され、さらに手厚くショップの運営を支援することになりそうだ。

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