定額動画配信サービスの今 ここでも人気はAmazon

ECのミカタ編集部

ナイル株式会社(本社:東京都品川区/代表:高橋飛翔、以下「ナイル」)が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」にて、2019年5月22日から5月29日の期間中、10代から60代の男女を対象に、定額制動画配信サービス(以下「動画配信サービス」)に関するアンケート調査を実施した。

加入率・利用率はAmazonのプライム・ビデオが圧倒的首位!

加入率・利用率はAmazonのプライム・ビデオが圧倒的首位!

加入している定額制動画配信サービスについての質問では、Amazonのプライム・ビデオ(以下「プライム・ビデオ」)の加入率が38.2%とダントツ、次いで「Hulu」の13.4%、「Netflix」の12.5%が続く。

最もよく利用する動画配信サービスについても、プライム・ビデオが50.6%と圧倒的な利用率を記録した。複数の定額制動画配信サービスを利用している中でも、特にプライム・ビデオを利用する確率が高いことがわかる。

利用する理由は価格とラインナップ、洋画が人気

利用する理由は価格とラインナップ、洋画が人気

定額制動画配信サービスを選ぶ基準としては、サービスごとに異なるが、多くは料金やラインナップの多さを重視していることがわかる。

プライム・ビデオに関しては「月額料金が安い」という回答もあり、料金に重視しているユーザーが多いようだ。特にプライム・ビデオは複合的サービスも含まれることを考慮すると、月額単位で見てお得に感じる傾向が強い。

また、「なんとなく」という理由でサービスを選ぶユーザーが意外と多い点にも注目だ。「Amazonを使っていたから」と、Amazonの配送サービスの副次サービスとして認知しているユーザーは多い。

定額制動画配信サービスで最もよく見るジャンルについては「洋画」がトップに。「Netflix」や「hulu」も洋画に強いが、価格面、サービス面においてプライム・ビデオと差がついているようだ。「hulu」は国内ドラマやスピンオフドラマの配信に強いこともあり、それらのジャンルにおいては利用率が高い結果となっている。

約6割は未加入という現状

約6割は未加入という現状

一方で、アンケートをとった人のうち6割は定額制動画配信サービスに未加入ということもわかった。もちろん、中には登録しているけれど使っていない、使えるということを知らないという人も含まれる。

今後、より多くの人にサービスの良さを認知してもらうための仕組みを整える必要もありそうだ。

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