ReproとPrecogの連携で広告効果を改善 CPIが29%・CPD7も35%向上

ECのミカタ編集部

世界59か国6,500以上の導入実績を持つマーケティングプラットフォーム「Repro(リプロ)」を提供するRepro株式会社は、株式会社セプテーニが提供する、AI(機械学習)を活用したアプリデータソリューションツール「Precog for APP(プリコグ フォー アップ)」と連携したことを公表した。

特徴ある2つのソリューションが連携

「Precog for APP」はAI(機械学習)を活用してアプリ内のデータをもとにユーザーの様々なアクションの予測モデルを構築し、これらの情報を主要広告媒体と連携することで効果的な広告運用を支援するツールだ。

また「Repro」はアプリユーザーの行動・属性データを分析し、分析結果からプッシュ通知やアプリ内メッセージなどのマーケティング施策を一気通貫して実行できる。それを通してアプリユーザーと適切なコミュニケーションをとることで継続利用や課金率向上に寄与する。

今回その2つのソリューションによる連携が実現した。

CPIが29%改善しCPD7も35%改善

CPIが29%改善しCPD7も35%改善

連携による効果を検証するため、以下3パターンにてテスト配信を行った結果、配信ボリュームを拡大しつつ、CPIについては29%改善することができ、CPD7については35%改善することができたという。

[1]
既存アプリインストールユーザーのリストをもとにした類似ユーザー配信

[2]
「Precog for APP」と広告効果測定SDKツールデータを連携し、「Precog for APP」が算出した「翌月のアプリ起動予測確率の高いユーザー」リストをもとにした類似ユーザー配信

[3]
「Precog for APP」と、広告効果測定SDKツールデータおよび「Repro」データを連携し、「Precog for APP」が算出した「翌月のアプリ起動予測確率の高いユーザー」リストをもとにした類似ユーザー配信

より効果の高い広告展開を可能に

より効果の高い広告展開を可能に

今回「Repro」と「Precog for APP」の連携により、「Repro」が保有するアプリユーザーの詳細な行動データを「Precog for APP」に結合し、さらに精度の高い予測モデルを構築することができるようになるという。

この予測モデルから作成したオーディエンスデータを用いることで、より効果の高い新規ユーザー獲得広告やリターゲティング広告の配信が可能となるのだ。

パーソナライズされたデバイスであるスマートフォン。その中で展開されるアプリはいまや格好のマーケティング・フィールドともなっている。今回の連携はそこでの精度をより高めるものとなっており、両社のソリューションの価値を高めつつ、より多くの顧客企業のマーケティングとプロモーション活動を支援することになりそうだ。


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