トレンドExpressが新たなターゲット中国内陸部の消費者に訴求する越境ECサービスを開始

ホットリンクグループで、ソーシャルビッグデータをベースにした市場調査やプロモーション、越境EC支援等を行う株式会社トレンドExpress(東京都千代田区、代表取締役社長 濱野智成、以下:トレンドExpress)は、中国・長沙市を中心に内陸部に営業地盤を持つ湖南奇樹網絡科技有限公司(中国 湖南省長沙市、CEO 姚向京、以下:SN‘SUKI)と事業提携し、同社が展開する、リアル店舗とECを組み合わせた“O2O型販売”を行う海外ブランド化粧品専門店「SN‘SUKI(読み「エスエヌ スキ」)」において、日本商品を販売する新たな越境ECサービス支援事業を開始した。

中国内陸部の消費者をターゲットに

提携第1弾として、2019年7月から、「Spa treatment」のブランド名でスキンケア商品等を手がける株式会社ウェーブコーポレーション(大阪府大阪市中央区、代表取締役 荒井裕一、以下:ウェーブコーポレーション)の商品を、「SN‘SUKI」店舗10店に展示しECサイトでの販売を開始した。

ウェーブコーポレーションは、美容のプロフェッショナル達に向けた高い技術力と長年培われてきた豊富な美容商材の知識を集約させたスキンケアブランド「Spa treatment」を国内外で展開している。

中国の消費者からは、日本製スキンケア商品の代表格の1つとして高い支持を集めており、現在「天猫国際(Tmall Global)」のほか大手中国ECサイトでも販売されている。また同社は、昨年11月の「中国国際輸入博覧会」、今年5月の「中国美容博覧会」にも出展するなど中国事業を積極的に推し進めている。

今回、中国内陸部に住む消費者にむけて「Spa treatment」ブランドのさらなる認知拡大を図る同社の狙いを全面支援するべく、トレンドExpressとSN‘SUKI の業務提携第1弾商品として販売することとなったのだ。

オムニチャネルでさまざまな仕掛けを展開

オムニチャネルでさまざまな仕掛けを展開

「SN‘SUKI」サービスの特徴は次の通りだ。

◆リアル店舗ならではの店舗スタッフによるカウンセリング・商品体験を提供

日本の百貨店の化粧品売り場で行われているカウンセリング販売をよりカジュアルな形で展開。ECではできない商品体験と、販売員によるカウンセリングを通じた情報提供により、消費者へのブランド認知やエンゲージメントを高める。

◆店舗で越境EC購入に誘導することで日本限定商品など中国国内未発売商品も販売可能に

店内の各商品にはQRコードが付けられ、ECサイトでの商品購入を促進。購入された商品は、日本や中国国内の保税区から中国の消費者に直送することで、中国での販売手続きが未登録の日本限定商品なども販売できる仕組みとなっている。

◆WeChatなどSNSを駆使してブランド認知促進と店舗集客を図るO2O型販促活動を展開

「SN‘SUKI」のWeChatアカウントから、商品内容に関する情報やキャンペーン情報を定期的に発信。店舗イベントなども開催することで来店を促すさまざまな仕掛けを展開する。

よりローカライズされた販促・プロモ展開が可能に

近年の中国EC市場のめざましい成長にともない、日本(販売国)-中国(消費国)間の越境EC市場の規模も、2018年に1兆5,345億円(前年比18.2%増)となり、今後も数年にわたって10~15%程度の成長が見込まれている。

トレンドExpressでは、独自のSNS分析をもとにしたコンテンツ制作からプロモーションの実施、効果測定までをワンストップで提供するサービスや、日本在住のソーシャルバイヤーのネットワークを活用したCtoC型越境ECサービス「越境EC X(クロス)」等を通じて、日本企業約300社の中国マーケティング支援を実施して来た。

今回の「SN‘SUKI」との事業提携により、現在中国の中でも特に経済成長の著しい内陸部の新1線都市・2線都市を中心に、よりローカライズされた販促・プロモーション展開が可能となったのだ。

同社も述べているようにEC先進国である中国では、購買力のある層が従来の沿岸部の大都市から内陸部の中小都市へと広がりを見せている。またそれと並行して中国国内の消費者の行動や趣向にも変化がみられる。そうした同国の消費マインドに訴求する今回の新サービス。越境ECを志す多くの事業者にとって、強い味方となりそうだ。

販促カレンダー2019