競合Twitterアカウントを分析し自社アカウント運用に活用するツールを『Insight Intelligence Q』上で提供

ECのミカタ編集部

データセクション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:林 健人、以下「データセクション」)は、「競合Twitterアカウント分析ツール」の提供を開始した。このツールは、マーケター/商品開発者/広告エージェンシー向けのソーシャルリスニングツール「Insight Intelligence Q(インサイトインテリジェンス キュー)」の一機能として提供される。

新しいソーシャルリスニングツール

Insight Intelligence Qは、手間がかかるソーシャルメディアデータ分析をスピーディーに行い、様々な施策に生かすための知見(ファインディングス)を得ることを可能にする新しいソーシャルリスニングツールとして、2019年7月にリリースされた。

今回、新たに追加された「競合Twitterアカウント分析ツール」により、競合アカウントの成功パターンを分析し、自社アカウントの運用に生かすなどの活用が可能になる。

◆【競合Twitterアカウント分析ツールの特長】

[1]
競合Twitterアカウントの投稿パターン、およびエンゲージメント(他のユーザーからのリツイート、フォロー等)について、様々な切り口で分析可能。

[2]
分析対象アカウントを事前に登録しなくても、あらゆるTwitterアカウント(※)を分析可能。

[3]
アカウント分析機能とトピック分析機能(キーワード検索による分析機能)が相互に連携。自在に深掘り分析を行うことが可能。

※過去13カ月分の日本語ツイート(弊社が保有する10%ランダムサンプリングデータ)に出現するアカウントが対象

◆【競合Twitterアカウント分析ツール」の主な機能】

(1) アクティビティ分析

競合アカウントの投稿活動の傾向を把握できる。

✔ 投稿種別(ノーマル・リツイート・リプライ・メンション)ごとの割合
✔ 投稿しているワードの傾向
✔ 投稿している時間帯の傾向

(2)エンゲージメント分析

競合アカウントに対するフォロー、リツイートなど、他のユーザーによるエンゲージメントの傾向を把握できる。

✔ フォロワー数の推移
✔ 拡散されたツイート
✔ 拡散に効果のあったワード
✔ 拡散したユーザーの属性(性別・年代、地域)
✔ 拡散に効果的な時間帯

◆【 Insight Intelligence Qの想定ユーザー/想定利用シーン】

(1)PRエージェンシー

✔PR戦略立案
✔連携先メディア・インフルエンサーの選定
✔PR効果検証

(2)消費財メーカー

✔ 商品企画のヒント探し
✔ 競合他社との市場認知比較

(3)ソーシャルメディアアカウント運用担当者

✔ 競合アカウントのベンチマーク・成功パターンの分析

◆【サービス価格 ・ 無料トライアル】
初期費用 0円
月額費用 10万円/月(税抜き)
(無料トライアル期間:2週間)

競合アカウントの成功パターンを分析し自社に活用

競合アカウントの成功パターンを分析し自社に活用

ソーシャルメディア分析には、「話題分析」「自社アカウント分析」「競合アカウント分析」の3つの主な切り口がある。話題分析、自社アカウント分析についてはすでに優れたサービスが存在しているが、Twitterを対象とする競合アカウント分析については、決定打となるサービスが不在の状況が続いていた。

データセクション は、自社が蓄積している大量のTwitterデータと、これまでに培った豊富な分析ノウハウを生かし、このたび「競合Twitterアカウント分析ツール」を開発したのだ。同ツールを利用することにより、これまで自社アカウントについてしか行えなかった多面的な分析を、競合アカウントについても行えるようになる。

これにより競合アカウントの成功パターンを分析し、自社アカウントの運用に採り入れるなどの施策が可能になる。また同機能は、近年重要度が高まっているマイクロインフルエンサーマーケティングにおいても威力を発揮する。同機能を用いることにより、投稿傾向やファン層などの特徴が自社ブランドにマッチするマイクロインフルエンサーを把握することが可能になる。

さらに進化するInsight Intelligence Q

今後の展望として同社は「競合Twitterアカウント分析ツール」の提供により、PRプランニング・商品企画からソーシャルメディアアカウント運用まで、今日のマーケターの業務に幅広く活用できるツールへと、Insight Intelligence Qは進化させるとしている。

またInsight Intelligence Qの機能強化を今後も継続的に行い、さらに利便性の高いサービスを提供していく予定だ。さらにソーシャルメディアマーケティング領域において、SaaS事業とコンサルティング事業のシナジーを生かし、より有用なサービスを提供予定だとしている。

EC市場をはじめとして、SNS上でのマーケティングやプロモーションの重要度は日々増している。その中で競合分析を行い、自社アカウントを成長させることはマーケティングやプロモーション施策のみならず、ビジネスの成否をも左右しかねない。そうした状況に対応した同ソリューションは、同分野で悩める担当者や事業体にとって課題解決のための有力な選択肢となりそうだ。


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