アドビの検索連動型広告の管理ソリューション『Adobe Advertising Cloud Search』がYahoo!ディスプレイアドネットワークに対応 メディアを横断した運用が可能に

ECのミカタ編集部

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ジェームズ マクリディ、以下 アドビ)は検索連動型広告の管理ソリューション「Adobe Advertising Cloud Search」がYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)に対応したことを公表した。

SEM広告の費用対効果の向上のために

アドビ社は検索連動型広告の管理ソリューション「Adobe Advertising Cloud Search」がYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)に対応したことを公表した。Adobe Experience Cloudの一部であるAdobe Advertising Cloud Searchは、広告主の手間を削減し、SEM広告のROI(費用対効果)を向上させることを目的とした入札プラットフォームだ。

YDNは広告の内容に興味がありそうなインターネットユーザーに対して、Yahoo! JAPANの各サービスサイト、および提携パートナーサイトの「コンテンツページ」に広告を表示するサービスとなっている。

メディアを横断した計測・レポートの作成などが可能に

メディアを横断した計測・レポートの作成などが可能に

Adobe Advertising Cloud SearchがYDNに対応したことで、広告主はメディアを横断した統一のタグでの広告成果の計測、アトリビューションの可視化およびレポートの作成ができるようになった。これにより複数メディアでの計測基準を統一し、重複コンバージョンを排除した適切な広告成果の評価が可能となる。

アドビの分析ソリューション「Adobe Analytics」で取得しているサイトエンゲージメントデータ(直帰率・滞在時間・ページビュー数等)をYDN最適化のシグナルとして活用する。またAdobe Analyticsで計測しているコンバージョンデータをYDN最適化の指標として利用することができる。

入札・算配分の最適化機能も提供予定

またアドビのAIとマシンラーニングのフレームワーク「Adobe Sensei」によるYDNの入札が可能になった。これによりYDNの入札最適化と複数メディアにまたがった予算配分の最適化を実現できる。

YDNに対応したAdobe Advertising Cloud Searchの広告成果の計測、アトリビューション、レポートは2019年11月11日より提供を開始し、入札・算配分の最適化機能の提供開始は2020年1月を予定する。

EC市場にとどまらず検索連動型広告の活用は進んでいる。その管理ソリューション「Adobe Advertising Cloud Search」がYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)に対応した。これまで以上にメディアを横断した広告運用が可能となったことで、施策を行う上での精度と費用対効果の向上に寄与することになりそうだ。

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