PayPayモールにシッピーノが対応 注目を集めるECモールからの自動出荷が可能に

ECのミカタ編集部

シッピーノ株式会社(神奈川県茅ヶ崎市:代表取締役 田渕 健悟)が運営する EC 自動出荷サービス「シッピーノ」は、ヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川邊 健太郎、以下 Yahoo! JAPAN)が新たに開設した EC モール「PayPay モール(ペイペイモール)」に対応した。

2サービス概要

◆ PayPay モールについて

2019年10月より開始された、Yahoo! JAPANが定める安全・安心の出店基準を満たしたストアのみが並ぶプレミアムなオンラインショッピングモールだ。スマホ決済サービス PayPay を使ってお買い物できる、便利でお得なネット通販サービスとなっている。「PayPay モール」に出店しているストアの商品は「Yahoo!ショッピング」内の検索結果にも掲載される。

◆EC 自動出荷サービス「シッピーノ」

シッピーノは、国内の主要ECモール・カート・受注管理システムと、FBAマルチチャネルサービスをはじめとする国内の様々な物流サービスを連携。ECモールに出店している事業者の出荷に関わる日々のルーティンワーク(受注処理から出荷依頼・在庫同期・商品購入者へのメール送信など)を24時間自動化するサービスだ。複数モールの受注の取りまとめ、モール間の在庫同期、複数の物流サービスの併用も可能。国内のEC事業者を中心に、1,000以上の ECストアへの導入実績がある。

PayPayモールからそのまま自動出荷可能に

PayPayモールからそのまま自動出荷可能に

今回「PayPayモール」の注文情報をシッピーノへ自動で取り込み、FBAマルチチャネルサービスをはじめとする委託先倉庫に自動で出荷依頼をかけることが可能になった。

注文が完了した際には注文承認メールが、出荷が完了した際には購入者へ出荷完了メールが自動で送信される。また「PayPayモール」と、シッピーノが対応しているモール・物流倉庫の在庫数を全て自動で同期するため、問い合わせ対応や在庫データ確認の手間を大幅に削減。

さらに、商品サイズや商品内容ごとに物流倉庫を使い分けることで、出荷に関わる無駄な工数とコストを削減し、ECバックヤード業務の効率化が図れる。すでに Yahoo!ショッピング連携を契約しているシッピーノユーザーは、特に設定変更は必要なく、「PayPay モール」からそのまま自動出荷ができる。現在も、複数の EC事業者がすでに利用しているという。

ECバックヤード業務の効率化をはかる

同社ではPayPayモール対応の背景について次のように述べている。

「競争が激化するEC業界で安定的に売り上げを伸ばしていくためには、魅力ある商品の提供や販促活動の強化によって差別化を図っていくことが有効です。しかしながら、ほとんどのEC事業者は、日々の受注処理、出荷管理、商品の在庫管理といったECバックヤード業務に追われ、本来時間を割くべき業務に対して取り組めていないという課題を抱えています。

この度、国内1,000ストア以上の導入実績を持つ EC自動出荷サービス『シッピーノ』が、Yahoo! JAPAN の新しいオンラインショッピングモール『PayPayモール』に対応したことで、ECバックヤード業務の効率化が図れるようになりました。シッピーノは、EC事業者が本来取り組むべきブランディングや販促活動などのクリエイティブな業務に専念できる時間を創出します」

ますます注目を集める『PayPayモール』に対応したことで、ECバックヤード業務の効率化が図れるようになり、シッピーノの価値もさらに高まることになりそうだ。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事