「アメリカンイーグル」全店閉店。今後はビジネスウェアに注力

青山商事株式会社（本社：広島県福山市/代表：青山理）は、連結子会社である株式会社イーグルリテイリングによる日本国内のアメリカンイーグル/エアリー事業について、年内にECを含めた全店舗を閉店することを発表した。

年内に全店閉店

青山商事株式会社は、従来より米国アメリカン イーグル アウトフィッターズ（American Eagle Outfitters,Inc.、以下「AEO社」）とフランチャイズ契約を結んでいた。

今後の事業方針について協議を重ねた結果、2019年12月31 日（火）をもってAEO社とのライセンス契約を終了することとなった。

店舗については12月18日（水）より順次閉店、ECは12月31日（火）21時をもって終了となる。

7年で33店舗まで拡大したアメリカンカジュアルブランド

青山商事株式会社は、2010年12月より連結子会社として住金物産株式会社（現日鉄物産株式会社）と合弁で株式会社イーグルリテイリングを設立。

AEO社のフランチャイジーとして、日本におけるアメリカンイーグル/エアリー事業の運営を行ってきた。

2012年4月、第一号店として表参道店をオープン以降、2019年3月末現在の店舗数は33店舗へと拡大し、あわせてECによる販売を展開してきている。

今後はビジネスウェア事業に注力

今回の契約終了の理由として、青山商事株式会社はメイン事業であるビジネスウェア事業に注力すると述べている。

知名度の高い海外ブランドだけに、実店舗もECも年内に閉鎖するという急なニュースに、心を痛めるファンも多いだろう。

今後越境ECがさらに普及して、個人が海外からも欲しいブランドを取り寄せやすくなることに期待したい。