個人事業主のオンライン融資サービススタート!Money Forward BizAccel
株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区/代表: 辻庸介、以下「マネーフォワード」)は、グループ会社のマネーフォワードファイン株式会社(本社:東京都港区/代表:家田明、以下「マネーフォワードファイン」)が提供するオンライン融資サービス「Money Forward BizAccel(マネーフォワード ビズアクセル)」(以下「本サービス」)を個人事業主向けに提供開始する。
個人事業主の融資審査をオンラインで可能に!
「Money Forward BizAccel」は、個人事業主向けのオンライン融資サービスだ。
「マネーフォワード クラウド確定申告」のデータや、金融機関の入出金データに基づき融資審査を行い、最短3営業日で融資が受けられる。
個人事業主向けに開発した独自の融資審査モデルを活用しており、従来の融資で必要となる収入証明書類や、事業関連書類、保証人や担保が不要で、融資申し込みをすることが可能だ。
法人向けのサービスを、様々な現状の個人事業主に
本サービスは、もともとは2019年5月より法人向けに提供していた。
個人事業主の資金繰り課題解決を目的として、今回「マネーフォワード クラウド確定申告」を利用している個人事業主向けにも提供開始となった。
今回のサービス提供に合わせて、これまで開発していた法人向け融資審査モデルに加え、「マネーフォワード クラウド確定申告」の仕訳データや入出金履歴データをもとにした個人事業主向けの融資審査モデルの開発にも注力していく。
データにもとづき個人事業主の事業実態をより正確に把握することで、副業、創業1期目、白色申告など、従来では審査が難しかった個人事業主も審査の対象となる。
個人事業主の資金繰りの課題を解決
個人事業主が資金繰りをすすめるのには、複数の課題がある。
重要事項が登録される法人登記制度の対象外であったり、法人名義の銀行口座も持たないため、融資審査において事業実態の把握が比較的難しく、法人に比べて社会的信用が得にくい側面がある。
個人事業主が融資を受ける際には、「事業計画書」などの書類を提出したり、代表者が保証人になることで信用力を確保していくことも必要となる。
一方で、事業を進めながら、これらの手続きを行う必要があるため、資金需要があるにも関わらず、金融機関からの融資を受けるハードルが高いとされていた。
「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」は、銀行口座の残高や入出金履歴、クレジットカードの利用履歴などの自動取得技術であるアカウントアグリゲーション技術を強みとしている。
マネーフォワードファインでは、個人事業主や法人への融資機会を創出するため、アカウントアグリゲーション技術を用いて得られたデータや会計データをもとに、新たな融資審査モデルの開発・高度化を進めると共に、地域金融機関などとの協業を目指していく所存だ。