アルペンECサイトへInstagramコンテンツを活用できる『visumo social curator』を導入

ECのミカタ編集部

株式会社visumo(東京都渋谷区 代表取締役社長 林 雅也)は、インスタグラムの写真を自社サイトに活用するソリューション「visumo social curator」を株式会社アルペン(愛知県名古屋市 代表取締役社長 水野 敦之)の総合ECサイト『アルペングループオンラインストア』に導入した。

7万点のアイテムを揃えるアルペンECサイト

アルペングループは、1972年にスキーショップとして創立して以来、30年以上にわたりアウトドア・スポーツ小売業界を牽引してきた。総合ECサイトであるアルペングループオンラインストアは、「スポーツ用品」、「アウトドア用品」、「ゴルフ用品」をメインとし、トレンドから定番まで、7万点を超える商品を販売している。

Visumo社は、インスタグラムの写真を自社サイトに活用するソリューション「visumo social curator」について、そのアルペンの総合ECサイト『アルペングループオンラインストア』へ導入した。

インスタグラム連携ツール『social curator』

インスタグラム連携ツール『social curator』

インスタグラム上のコンテンツを活用できる「social curator」と誰でも簡単にクオリティの高い動画制作が可能な「video maker」の2つのサービスを提供。2017年にサービスの提供を開始。国内で150サイトを超える企業が利用している。

クリエイティブの量や質が事業者のブランディングや商品訴求に寄与する影響力が高まっている中で、グローバルブランドの先駆的な事例に学びUGCマーケティングを推進する事業者が増えているという。

「social curator」はインスタグラム上の写真検索や投稿者への利用許諾、直感的なCMS機能、クリエイティブを分析する機能等を備え、次世代のクラウド型マーケティングツールとして機能拡張を進めている。

13を超えるアカウント投稿をECサイトに集約

13を超えるアカウント投稿をECサイトに集約

アルペングループでは事業別や店舗別にインスタグラムを運用し、情報発信やマーケティングを行ってきたが、各アカウントが発信しているコンテンツをECサイトへ活用できると考え、visumo導入に至ったとしている。

アルペングループオンラインストアのメインカテゴリーである「#スポーツデポ #アルペンアウトドアーズ #ゴルフ5」各事業部・店舗別に発信しているインスタグラム投稿を3つのカテゴリーに集約し、ECサイト上で魅力的なコンテンツを作成している。

「visumo social curator」で生成したコンテンツは商品詳細ページにも掲載。商品ページに関連商品のインスタグラム投稿を逆引き表示することで、購入を検討しているユーザーに対し、着用イメージやベネフィットを伝えることで購入の後押しをする効果を狙う。

またアルペングループは販売商品点数が多いため、着用イメージを増やすことに限界があったそうだ。「visumo social curator」を利用することで、公式・店舗アカウントで投稿しているクリエイティブをECサイトで活用することができ、着用イメージ写真を増やすことで訴求力を高めるものとみられる。

アーンドメディアであるSNSの活用は、企業とユーザーの関係性を深め、ロイヤリティを構築する上で大きな力を持っている。一方で各事業体にとっては、ECサイトと並行して運用することが常となるが、コンテンツの充当はクリエイティブの制作や運用の手間の部分でも無視できないボリュームとなることも多いだろう。

今回の施策によってInstagramのコンテンツをECサイトにも活用できることになり、こうした課題に対応するだけでなく、一貫性のあるコンテンツの提供によりブランディングの面でも大いにメリットがありそうだ。


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