モノフルとパスコの連携でスムーズな配⾞&倉庫業務を支援

ECのミカタ編集部

株式会社モノフル(日本 GLP 株式会社のグループ企業、代表取締役社⻑:藤岡 洋介、以下「モノフル」)と株式会社パスコ(本社:東京都⽬⿊区、代表取締役社⻑:島村秀樹、以下「パスコ」)は、連携サービスの提供を開始することを公表した。

物流全体の効率化に向けた⼤きな⼀歩

ロジスティクス・エコシステムを推進するモノフル社と空間情報サービスのパスコ社は、配⾞管理業務と倉庫等におけるトラックの受付予約業務を⽀援する連携サービスの提供を開始することを公表した。

同サービス連携により、パスコでは TMS(LogiSTAR 配⾞管理簿と PASCO LocationService)の対応領域が拡⼤することで、配⾞計画時に設定した待ち時間以上の遅延発⽣の抑制など輸配送領域外の業務課題の解決につながるとしている。

モノフル社は、配送計画に沿った倉庫側の事前準備の効率化といった、倉庫管理に対する価値提供に加え、様々なパートナーとの連携により、物流全体の効率化に向けた⼤きな⼀歩を踏み出すこととなる。

効率的な配送と作業管理を実現

効率的な配送と作業管理を実現

パスコが提供する配⾞管理システム「LogiSTAR 配⾞管理簿」で、複数の荷物・⾞両・配送先、容積の異なる荷物・⾞両といった、複雑な条件を⾼速で計算処理し、最適な⾞両数と配送先・配送順などの配送計画を⽴案する。

その後、ボタン⼀つで配送計画の確定を⾏うと同時に、モノフルが提供するトラック受付/予約サービス「トラック簿」へ情報連携を⾏うという。「トラック簿」では、連携された情報を元に、倉庫担当者が作業時間やバースを設定。

その際、計画上、倉庫を出発すべき時刻を設定することで、全体の配送計画の遅延発⽣を防ぎ、計画精度を⾼め、その結果、効率的な配送と作業管理が実現できるとしている。

配⾞と倉庫、双⽅の課題を解決へ

モノフルでは連携に至った背景と課題として次のように述べている。

「物流業界では、配⾞管理業務と倉庫等におけるトラックの受付/予約業務を異なる部署・企業が担うことが多いことから、関係者間の情報連携が進まず、配⾞担当者は『配送計画を⽴てても倉庫での荷待ちにより計画通り配送できない』、倉庫担当者は『配送計画に沿った事前準備ができず倉庫業務を効率化しきれない』という複合的な課題が発⽣し、解決が求められてきました。今回、両社のサービスが連携することで、配⾞担当者と倉庫担当者、双⽅の課題を解決します」

物流とロジスティクスがECの生命線である点は言うまでもない。一方で、その現場特有の課題があることも事実だった。今回の連携により、テクノロジーの力で正面から課題に対応することで、よりスムーズな配⾞と倉庫運営に寄与することになりそうだ。

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