Amazonと「ライフ」、生鮮食品の最短2時間配送サービス対象エリアを東京と兵庫で拡大

ECのミカタ編集部

Amazonと株式会社ライフコーポレーション(以下ライフ)は、ライフで取り扱っている生鮮食品や惣菜を注文から最短2時間で届けるサービスを対象エリアのAmazonプライム会員に提供しており、配送エリアを順次拡大している。

2021年11月11日より、東京都の清瀬市、西東京市、東久留米市の3市、および兵庫県の芦屋市、尼崎市、伊丹市、宝塚市、西宮市の5市が新たに配送エリアに加わった。

生鮮食品の最短2時間配送サービスの対象エリアが拡大

今回の対象エリア拡大により、本サービスの配送エリアは、東京23区・7市、神奈川県8市、千葉県13市、埼玉県5市、大阪府20市、京都府3市、兵庫県6市となった。今後もより多くのAmazonプライム会員が本サービスを利用できるよう、配送エリアを順次拡大していく予定だ。

※上記自治体内であっても、一部エリアは本サービスの対象外となる場合がある。

合計数千点の商品をAmazonで注文可

合計数千点の商品をAmazonで注文可

対象エリアのプライム会員は、ライフの実店舗で取り扱っている新鮮な野菜や果物、精肉、鮮魚をはじめ、「ライフプレミアム」や「スマイルライフ」といったライフのプライベートブランド商品等、合計数千点の商品をAmazonで注文できる。

注文後は、ライフ店内の専門スタッフが、品質をチェックしながら商品を厳選し、Amazonの配送ネットワークにて配達する。配達時間は12:00~22:00(一部エリアは12:00~20:00)で、当日または翌日の2時間単位で指定できる。

コロナ禍で拡大するネットスーパー利用

コロナ禍でネットスーパーの利用が拡大している。公益財団法人流通経済研究所が発表している調査によると、第1回目の緊急事態宣言が発令された2020年4月にはネットスーパーの利用件数が前年比160%を超える水準にまで伸長。月によって多少のばらつきはあるものの、2020年2月~2020年10月まではおおむね対前年130%以上で推移している。

コロナ禍に伴う外出自粛以外にも「仕事と家事や子育てで忙しく、スーパーに行く時間が取れない」「重いものを持って帰るのが大変」など、ネットスーパーを利用する理由はさまざまある。1度ネットスーパーを体験すれば、コロナ禍が収束しても使い続ける人は多いだろう。今後もネットスーパーのサービス拡充傾向は続きそうだ。

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