日本最大のレシピ動画「クラシル」を運営するdely、生鮮食品デリバリー事業を開始

ECのミカタ編集部

国内No.1のレシピ動画サービス 「kurashiru(クラシル)」を運営するdely株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役:堀江裕介) は、グロサリーデリバリーサービス「クラシルデリバリー」の提供を開始したと発表した。

普段ユーザーが利用するスーパーマーケットから商品をピッキングして届けることで、「店頭で買い物をしている」ような、便利で新しい購買体験を提供するという。

注文から最短30分で配達

注文から最短30分で配達

「クラシルデリバリー」は、生鮮食品から日用品まで、普段スーパーで購入する商品をオンデマンドで配送するサービス。Web・モバイルアプリで注文すると、配達員が指定されたスーパーでピッキングを行い、最短30分で指定の配達先まで届ける。

スタート期の対応エリアは東京都内3区(港区・渋谷区・中央区 ※一部地域を除く)で、ピーコックストア(代官山店・恵比寿南店・芝浦アイランド店・三田伊皿子店・トルナーレ日本橋浜町店)で利用が可能。対応エリアは首都圏を中心に順次拡大を予定している。

「クラシルデリバリー」のサービス特徴

「クラシルデリバリー」のサービス特徴

「クラシルデリバリー」のユーザーは、アプリ上で配達員の配達状況を把握できるほか、商品に関して直接コミュニケーションすることができる。サービスの特徴は以下の通りだ。

①注文から最短30分で配達
配達員が指定の場所まで最短30分で配達する。「今日の晩ごはんで使う食材が買いたい」など、「今欲しい」タイミングでのお届けが可能。

②いつも利用するスーパーから届けるため安心・安全
配達する商品はすべて指定のスーパーの商品なので、品質や産地の気になる生鮮食品でも、安心して購入できる。

③豊富な品揃え:店頭にある商品をほぼすべて掲載
各スーパーのプライベート商品を含めた「いつも買う商品」が揃っているため、店頭での買い物と同じように、豊富な商品ラインナップの中から好きな商品を選ぶことができる。

④リアルタイムに配送状況を通知
配達員は専用のアプリを使って、スーパーでの買い物状況や、配達の状況をリアルタイムに更新し、ユーザーに共有する。いつ届くか正確に分かるため、配達待ちのために長時間拘束されずに済む。

スーパーが「クラシルデリバリー」を導入するメリット

スーパーが「クラシルデリバリー」を導入するメリット

①システム開発の初期費用なし
「クラシルデリバリー」における商品在庫の管理ツールを含んだ、すべてのシステムはdelyが開発するため、出店の初期費用がかからない。

②配送費用の負担なし
商品のピッキング・ユーザー対応(CS)・レジでの支払い代行・配送まで、すべて「クラシルデリバリー」が行うため、配送料の負担がない。

③商品の写真を無料で撮影
各スーパーマーケットの商品をすべて撮影することで、店頭と遜色のない品揃えをオンラインで再現できる。

コロナ禍での在宅時間の増加もあって、物販ECの中でも特に食品の伸びは著しい。食材宅配の中には注文から配達まで時間のかかるものもあるが、最短30分で届く「クラシルデリバリー」は、欲しいタイミングが迫っていても利用しやすいサービスだ。

ユーザーにとっての利便性はもちろんのこと、スーパーマーケットにとっても、低リスクで導入でき、新たな顧客層の拡大や利用頻度・客単価の向上につながりうるチャンスと言えるだろう。

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