講談社『メンズコスメアワード 2021』を発表

ECのミカタ編集部

講談社VOCEが、第3回目となる「メンズコスメアワード 2021」を開催し、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。

メンズ美容のエキスパートが審査

美容のプロであるVOCEが、第3回目となる「メンズコスメアワード2021」を開催し、その結果を公表した。男性が身だしなみとしてスキンケアやメイクをすることが定着し、ますます高まる美容熱を受けて、過去最大規模のアワードとなった。

VOCE Passione メンズコスメアワードとは、男子美容の精鋭16名が審査し、メンズにふさわしいコスメを選出するものとなっている。数々の人気ブランドから選び抜かれた珠玉のコスメたちを、「グランプリ」「準グランプリ」ほか全17部門にわたって発表。3年連続部門第1位を獲得した「殿堂入り」コスメの表彰もあった。

メンズコスメアワード 2021

メンズコスメアワード 2021

【グランプリ】シャネル ボーイ ドゥ シャネル リップ ボーム

「メンズラインのアイテムですが、シャネル オンライン ブティックのメークアップカテゴリーで、トップ3に入るベストセラーアイテム。男性自身が購入されるのはもちろん、女性から男性へのギフトとしても人気です。唇を心地よく整えながら長時間保護して完璧なケアができるにもかかわらず、マットな質感に仕上がるのが男性人気の秘訣。また、ミッドナイトブルーのパッケージを気に入ってくださっている方も多く、持ち歩いてもテンションがアガるアイテムといわれていますね。2018年からオンラインブティック先行で販売を開始し、今でも継続的に人気が高い製品です。これから乾燥が気になる季節なので、まだ試したことのない方にこそ使っていただきたいアイテムです」(シャネル PR:関 菜美子氏)

【準グランプリ】THREE フォー・メン ジェントリング ローション

「『心・からだ・肌のバランスを感じて、自分本来の美しさを総合的に引き出す』というTHREEのコンセプトにのっとり、男性の肌のことを考えてつくられた化粧水です。男性の肌は意外とセンシティブで、オイリーでテカりがちだけど、深い部分では乾燥している人が多いんです。そのため、肌表面にさらに皮脂が浮いてくるという悪循環を繰り返してしまい、肌悩みを抱えているという声を聞きます。このアイテムにはニアウリ油という精油が入っており、クリアな清涼感と軽い甘さが感じられ、肌のバランスを整える使い心地のよさも人気が高いポイントです。精油の香りで包み込んでくれるローションを気に入ってリピートしてくださっている方もいらっしゃいます。シェービング後の肌にも使え、リッチな潤い感とサラッとした使用感は、きっと癖になるはずです」(THREE PR:齋藤未奈氏)

【準グランプリ】ポーラ リンクルショット メディカル セラム

「日本初の薬用シワ改善化粧品として2017年に誕生した美容液が、2021年にリニューアル。皆さんからの大きな期待に応えることができ、このような賞をいただけてうれしく思っています。初代のリンクルショットを発売した後も、シワ研究の歩みは止めずに進めてきたことで、今回のリニューアル品を発表することができました。男性はパートナーの影響で使い始めたという方が多かった印象ですが、最近ではご本人がリサーチした結果、本当によいものを使いたいという思いで選んで購入してくださっている方が増えてきているという話も聞いています。女性に限らず、男性も美容意識が高まっている中で、選んでいただけたことに喜びを感じております。リニューアル後の製品は、感触にもこだわってつくったぶん、日々のお手入れで気持ちよく使える存在になっていると思います。何十本と試作を繰り返し、試行錯誤を重ねてできた製品。ぜひ手にとっていただきたいです」(ポーラ 開発担当:田中美帆氏)

ECでも視線が集まるメンズコスメ

メンズコスメアワード全17部門の一覧は次の通りだ。

リップ部門
フレグランス部門
洗顔/クレンジング部門
化粧水部門
乳液/クリーム部門
ベースメイク部門
シートマスク部門
美容液部門
UVケア部門
ボディケア部門
ヘアケア部門
インナーケア部門
オーラルケア部門
アイメイク部門
ハンド/ネイル部門
ギア部門
シェービング部門

国内・海外を問わず、コスメはEC市場でも注目のカテゴリだが、メンズ美容はとりわけ熱度の高いアイテムとなっている。そのメンズコスメを専門に扱っている講談社VOCEの栄えあるアワードが今年も発表された。ECにおいても、ますますその注目度と熱度は高まるものとみられ、アイテムを選定する上でも大いに参考にできそうだ。

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