SNSで「気になった商品」そのまま買う人は1割 システムリサーチ調査
株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は2026年4月30日、「SNS購買」に関するアンケート調査の結果を発表した。
調査概要
◆調査対象:18歳~29歳の女性
◆調査期間:2026年4月14日
◆調査機関:クラウドソーシングサイト
◆調査方法:各質問項目の回答割合を算出
◆有効回答数:250名
◆引用元:創作品モールあるる
◆出典:「SNS購買」に関するアンケート調査
「口コミや評判」から即買いを決定
「SNSで気になった商品、最終的にどうすることが多いか」をたずねたところ、「そのまま買う」と回答した人は10%だった。SNSで商品に興味を持っても、その場ですぐ購入する人は少数派であることが明らかとなった。

即買いが多い人に「そのまま買いたくなる時はどんなときか」について聞いたところ、「口コミや評判がよさそう」が52.0%と半数以上を占めた。
次いで「自分に合いそうだと感じる」が28.0%となった。SNSで見つけた商品をその場で購入する人は勢いだけでなく、他者評価や自分に合う感覚をもとに判断していることがうかがえる。

買わずに終わる理由1位は「価格」
調べてから買うことが多い人に、「何がその場では足りないか」を質問。「自分に合うか判断しきれない」40.9%、「口コミや評判を確認したい」38.2%など、その場で判断しきれなかった情報を確認する行動が上位となった。

気になるが買わないことが多い人に、「気になっても買わないのはどんなときか」をたずねたところ、「価格で迷う」が45%と1位になった。
この結果について、あるるモールは「検討期間を短くするには、商品の魅力だけでなく、価格への納得感や『今買う理由』を伝えることも重要だと考えられます」とコメントしている。

「決められる情報」が購入を後押し
「調べてから買うことが多い」理由の上位項目である「自分に合うか判断しきれない」「口コミや評判を確認したい」「使用感や実際のイメージが分からない」のいずれかを選んだ人に、そのまま購入したくなる条件を質問。「自分に合いそうだと感じる」「良さがすぐ伝わる」「口コミや評判がよさそう」がそれぞれ4割前後となった。

本調査結果について、あるるモールは次のようにコメントしている。
「SNSで興味を持った後、即購入に近づけるには、『欲しい』と思わせるだけでなく、自分に合うか、良さが伝わるか、口コミや評判で安心できるかといった判断材料を早い段階で届けることが重要です。商品ページやSNS投稿上でこうした情報を伝えることは、購入前の迷いを減らし、調べる・比較する時間を短くする一助になると考えられます」
SNSで興味を喚起するだけでなく、その後の判断材料をいかに設計するかが、購買転換の鍵となるといえる。SNSを通した訴求を行う事業者は、本調査内容を参考に今後の対応を検討してほしい。


