Yahoo!ショッピングの出店代行サービスとは？出店までの流れ、審査や必要性について

Yahoo!ショッピング出店代行サービスとは？

Yahoo!ショッピング出店代行サービスとは、その名の通りYahoo!ショッピングへの出店・運営を包括的にサポートしてくれるサービスです。
Yahoo!ショッピングに出店したい場合、出店までにさまざまな審査を通らなければいけません。
Yahoo!ショッピングは出店手数料が無料のため、まとまった費用の無い個人事業主や企業でも気軽に出店できることが魅力ですが、反面どんな事業者でも参入できるようになってしまったため、出店審査の厳格化が進んでいます。そのため、出店審査落ちで悩む事業主の方も少なくありません。

Yahoo!ショッピング出店までの流れ

ここからは一般的なYahoo!ショッピングの出店までの流れ・手順を解説します。

①出店申し込みをする

Yahoo!ショッピングの出店申し込みフォームより、申込み情報の入力を行います。
公的書類のほか、以下が審査に必要なものとなるため、申込前にきちんと事前準備をしておきましょう。

1.Yahoo! Japan ID
2.クレジットカード情報
3.会社・代表者情報
4.銀行口座情報
5.提出書類
6.出店予定商材情報

Yahoo! Japan ID

Yahoo!ショッピング出店後にストア管理ツールへログインする際に必要になります。
ヤフオクに登録済みのID、個人事業主の代表者ID、法人の管理者IDは使用できないため、Yahoo!ショッピング出店用に新規でIDを作る必要があります。

クレジットカード情報

クレジットカードは、Yahoo!ショッピングの有料オプション利用などの際、運営元と出店者の間に差額が発生した場合の請求先として使用します。

会社・代表者情報

会社・代表者情報は登記簿謄本に記載されている情報を入力する必要があります。
個人事業主の場合は、確定申告書に記載している情報が必要です。

銀行口座情報

銀行口座はYahoo!ショッピングの決済サービスの利用代金や、ポイントの利用料金の振込先となります。
ただし、ゆうちょ銀行は利用できないため、他の銀行口座をもっていない場合には、新しく口座の開設から始める必要があります。

提出書類

法人であれば登記簿謄本、国税・地方税の領収証書や納税証明書、代表者かサービス管理者の運転免許証などの公的書類。
個人事業主の場合は、公共料金の領収書や納税証明書、代表者の運転免許証やマイナンバーカードなどの公的書類が必要になります。

出店予定商材情報

Yahoo!ショッピングでは出品が禁止されている商材があるため、取り扱う予定の商品がガイドラインに引っかかっていないか必ず確認しておきましょう。
また、中古品や酒類などはネットでの販売の際、行政への届け出が義務付けられているため、これらの商品を取り扱う場合には事前に必要な許可申請、届出を済ませておきましょう。

②出店（契約）審査の結果通知が来る

出展申し込みが受け付けられると、申込から約2～10日ほどで「出店審査完了連絡」という形式のメールが送られてきます。

③開店に必要な準備を進める

出店審査に通れば、ストア構築システム「ストアクリエイターPro」のマニュアルが送付されてきます。
ストアクリエイターProはヤフーでショップ運営を行うための管理ツールです。受注処理やメールマガジンの配信、店舗構築作業などすべてこちらの管理画面上から行います。
ストアクリエイターProへログインし、開店審査のためのページ作成や商品の出品作業、決済方法や配送方法の設定など、開店へ向けての準備を整えていきましょう。

④開店審査を通過する

店舗のページ作成が完了したら、次は開店審査となります。審査は約2～5日程度で完了しますが、混雑状況によってはもう少しかかる場合もあります。
Yahoo!ショッピング側より送付されたマニュアルに従い店舗構築ができているか、開店審査申込前に最終確認しておきましょう。

⑤待望のオープン

開店審査に通過すれば、待望のショップオープンです。審査をすべて順調に通過すれば、出店申込からショップオープンまで約1カ月で完了します。

Yahoo!ショッピング出店代行サービスの必要性

ここまではYahoo!ショッピングの出店に関する流れや手順を解説してきました。では、実際にYahoo!ショッピングの出店代行業者を検討する必要性はあるのでしょうか？

出店審査の突破

先述した通り、Yahoo!ショッピングの出店審査は厳格化されてきています。
しかし、Yahoo!ショッピングから出店審査の基準など、審査に関する情報は明らかにされないため、審査に落ちてしまった場合はなぜ落ちてしまったのかを検証する必要があります。
ですが、同じような内容で審査を何度申し込んだとしてもムダになってしまう可能性もあるため、そういった場合には代行サービスを使うといったことを考えてもいいかもしれません。
ただし、出店代行サービスを利用したからと言って必ずしも審査に通るものとは限りません。頭の片隅に置いておく程度でよいと思います。

開店審査の突破

せっかく出店審査に通っても、開店審査に落ちてしまう場合もあります。
送付されるストアクリエイターProのマニュアルに従って進めていくとはいえ、操作がよくわからずにショップ構築に詰まってしまう場合もあると思います。
そんな場合には、開店代行サービスを申し込んでみてもよいかもしれません。出店代行サービスとは違い、ショップの構築を主とした会社が多く、いろいろなサイト制作の事例がある企業を選ぶことで、開店審査をスムーズに通すことも可能になるのではないでしょうか。

まとめ

話題のYahoo!ショッピング代行サービスについて解説しました。
代行サービスを使う必要性ですが、何度も審査落ちしてしまい、そこにかかる人件費や時間コストの浪費など、実際に会社の状況を考えたうえで検討してもよいと思います。

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