D2C/EC単品・定期販売『リピスト』後継となる【リピストX】の提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社PRECS(本社:東京都台東区、代表取締役:廣田 朋也)は、同社の『リピスト』の後継プロダクトとなる『リピストX(クロス)』の提供を開始することを公表した。

リピストが進化

PRECSは、D2C/ECの単品通販・定期通販/頒布会通販に特化したカートシステム『リピスト』の後継プロダクトとなる『リピストX(クロス)』の提供を8月22日より開始することを公表した。

同社は、リピストX(クロス)について、購入ユーザーに対して購入しやすくなる様々な機能や、広告代理店や、WEB制作会社などの外部パートナーごとに個別の管理権限を付与する機能を搭載し、広告配信やLPの制作や修正までのフローが省略されるなど、運営事業者・外部パートナーともに魅力的な機能が実装されたとしている。

リピストX(クロス)の概要

リピストX(クロス)の概要

同社によれば、リピストの機能に加えてD2C事業をさらに加速させる機能を追加したとしている。

◆機能概要

▷よりどり販売機能

複数の商品の中から一定の点数を選んで購入する"よりどり購入"を実装。全100種類の商品から任意の3点を選んで5,000円 といった設定が可能だ。また複数の商品グループの中から選択することも可能で、おかずを2点、主食を1点、デザートを1点の計4点で2,000円といった販売方法も可能となっている。

▷チャット形式の購入フォーム

『購入する』のボタンをクリックするとチャットが立ち上がり、チャット上で購入が完結する購入フォームだ。メッセージの表示順や内容、デザインを自由に編集できる。

▷確認ページ/完了ページにグレードアップオファー

購入完了ページで1回のみの購入から定期コースへの引き上げ(アップセル)や、他の商品の購入(クロスセル)を促せる機能だ。完了アップセル/クロスセルが成立すると自動的に先行する注文は削除されるので、受注データの取消、編集といった作業は不要だ。

▷広告代理店や、WEB制作会社などの外部パートナーへの機能権限付与

広告代理店や、WEB制作会社などの外部パートナーに権限付与が可能で、A社は広告の集計(自社取り扱い分のみ)だけ、B社は広告の集計に加えてLPの編集と広告用URLの新規発行ができるなど、パートナーごとに異なる権限を設定できる。高い権限が付与された代理店では、LPの改修や新規作成、出稿用のURL発行、成果通知タグ等の設置も可能なため、新規の広告出稿に伴う作業をすべて代理店に委託することも可能となっている。

▷同一定期コース上での変動サイクル設定

配送サイクルが変動する定期購入を設定できる。初回は10日分で2回目以降は30日分といった定期コースを作成できる。

カートまわりを一括管理

リピストX(クロス)の前身となる「リピスト」の提供を開始してから13年が経過している。累計の導入社数は1200社を超え、2022年の年間流通総額は900億円に達する見込みだという。リピストは月額14,800円の固定費で利用ができる通販カートシステムとなっており、次のような機能が実装され、オンライン・オフラインを問わずワンストップで管理できるプラットフォームとなっている。

・ショップサイトやランディングページの構築
・商品管理
・受発注・出荷管理
・顧客管理
・広告効果測定/継続率分析
・受電やFAXでの注文受付

今回、D2C/ECの単品通販・定期通販/頒布会通販に特化したカートシステム『リピスト』の後継プロダクトとなる『リピストX(クロス)』の提供がされることとなり、EC事業者にとっては新たな選択肢となりそうだ。

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