LINEデジタル会員証【Lメンバーズカード】の“サブスク機能”がアップデート

ECのミカタ編集部

合同会社Oblivion(所在地:東京都千代田区平河町1-6-15、代表取締役社長:佐藤日出輝)は、同社が提供するLINEデジタル会員証システム『Lメンバーズカード』において「サブスク機能」をアップデートさせた。

LINEでカード決済のサブスクを導入できる

Oblivionは、同社が提供するLINEデジタル会員証システム『Lメンバーズカード』にといて「サブスク機能」をアップデートさせた。このアップデートにより、「初月割引」「請求期間」「キャンセル可能日」の項目が追加され、より細かな課金体制に対応することが可能となった。

「Lメンバーズカード」は、LINEミニアプリ上で完結し、多くの業種に対応する豊富な拡張機能を持ったデジタル会員証サービスだ。Lメンバーズカードを店舗や企業に導入することで、スマホアプリのインストールや面倒なログイン作業が不要で、LINEさえあればすぐに会員証・ポイントカードの提示が可能になる。

店舗側で事前に項目設定した会員登録フォームを最初のLINEミニアプリアクセス時に表示し、会員登録を促すことが可能だ。登録された会員情報は、店舗の管理画面にてそれぞれ確認することができる。

Lメンバーズカードの「サブスク機能」では、LINE上で手軽かつすぐにクレジットカード決済の月額課金システムを導入できるという。LINE公式アカウントにサブスクリプションとしての役割を持たせることで、安定した売上の獲得・リピート率の増加などが期待できるとしている。

アップデートの概要

今回のサブスク機能アップデートにより、「初月割引」「請求期間」「キャンセル可能日」の項目が追加され、より細かな課金体制に対応することが可能になった。

◆「初月割引」の設定で新規ユーザーの獲得につなげる

サブスクリプションサービスでは、まずできる限り多くの人にサービスを利用してもらうことがビジネス継続の一歩となる。そのため、サービス利用のハードルを下げ、利用者を増やしていくことが必要だ。「初月無料」や「初月50%オフ」といったキャンペーンを打ち出すことで「お試し」や「お得感」を伝えて、さらに多くの新規ユーザーを獲得することにつなげる。

◆「請求期間」を分けた豊富なプランで「お得感」を演出

今回のアップデートで、請求期間が「月次」「3カ月ごと」「6か月ごと」「年次」から選択できるようになった。月次払いに比べて、年次払いの料金を低く設定しておくことで、ユーザーはより「お得」にサービスを利用することができる。また一度にまとまった金額が支払われることで収益の安定化にもつながる。

◆「キャンセル可能日」を設定することで解約リスクを軽減

サブスクリプションが「継続されやすい」ことの背景には、変化を避けて現状のままでいようとする「現状維持バイアス」という心理現象がある。今回追加された「キャンセル可能日」を設定しておくことでサービスの継続利用につなげる。

◆「顧客中心」のサブスクリプションビジネスを展開する

サブスクリプションでは、顧客の利用状況や評価を「商品の改善」や「次の販促活動への反映」といった行動に、すぐにつなげることができる。今回のサブスク機能アップデートにより、より細かな課金体制をユーザーに提供し、リピーターや優良顧客の増加につなげることが可能だ。離脱していく顧客の特徴、継続して利用してくれる優良顧客のデータを蓄積し、そのデータを活用していくことで、ぜひ『顧客中心』のサブスクリプション展開に寄与する。

ECのサブスク展開支援も加速

ECのサブスク展開支援も加速

LINEで使えるLINEデジタル会員証「Lメンバーズカード」のサブスク機能に請求に関する3つの設定が追加されるなどアップデートが実装された。「サブスク機能」を活用すれば、LINEでより手軽かつ素早くサブスクビジネスを展開することができ、今回のアップデートにより、その利便性がさらに向上することになる。

ECにおいてもサブスク導入の動きが広がっているが、絶大な利用者数を誇るLINEプラットフォームを介してそれを展開できるLINEデジタル会員証「Lメンバーズカード」の機能が高められたことで、サブスクビジネス支援がさらに加速することになりそうだ。

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