Amazon売上拡大支援ツール【Picaro.ai(β版)】提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社Picaro.ai(本社:神奈川県藤沢市 代表取締役:下平季位、以下「Picaro」または「同社」)は、アマゾン上での売上拡大、生産性の効率化を支援するツール【Picaro.ai β版】の提供を開始した。

無料プランの提供も開始

Picaroは、日本のメーカー並びにセラーのアマゾン上での売上拡大、生産性の効率化を支援するツール【Picaro.ai(ピカロドットエーアイ)β版】の提供を開始した。また同社は、β版リリースキャンペーンとして、全ての機能を試せる無料プランの提供も開始している。

Picaro.aiは、アマゾンジャパンに10年間在籍したCEOの下平氏が、アマゾン社員として且つグループ企業である株式会社Picaroとして多数のメーカーのアマゾンアカウント運用をし、売上を拡大するために行ってきた施策から導き出された独自のノウハウを、ソフトウェア化して提供するものだという。

このノウハウによって、売上が全く伸びずに悩んでいたメーカーA社の売上を12か月間でプラス1,960%、メーカーB社の売上を6か月間でプラス180%と飛躍的に成長させることができた実績があるとのことだ。

機能概要

機能概要

β版では、第一弾として以下の機能がリリースされる。

◆アカウントダッシュボード

セラーアカウント全体のパフォーマンスをモニタリングする。月間、週別、日別の売上の推移をひと目で把握できる。また売上だけではなく、セラーセントラルでは取得できなかった在庫欠品率も可視化。売上拡大のためのアクションの決定や、トラブル発生に素早く対応できるようにサポートする。

◆ASINダッシュボード

ASINごとの売上などのパフォーマンスをモニタリングし、改善すべき箇所を可視化。商品原価を入れることで粗利益率も瞬時に把握できるようになる。

◆コントリビューション

売上やGlanceViewといった各KPIにおける週次で変化の割合や、全体へのインパクトをASINレベルで特定し、KPI改善のためのアクションを促す。

◆Index checker

自社商品がどのキーワードでindexされているかを確認することができる。

◆Buy box モニター

自社商品が他出品者にカートを獲得されていないかモニタリングすることができる。

約15年、アマゾンで培った知見を投入

CEO下平氏のコメント

「この度Picaro.aiのβ版リリースができることを大変嬉しく思います。Picaro.aiで提供する機能は、これまで約15年間のアマゾンビジネスを通して培った経験を基に、売上を上げるために重要な要素を可視化・効率化し、メーカーの売上拡大及び生産性効率化をサポートするものです。Picaro.aiを活用いただき、メーカー並びに出品者のアマゾン上での売上の拡大、事業の効率化、そしてECビジネスの発展に貢献できれば嬉しく思います。今後更に便利な機能を追加し、更には海外市場もカバーしていく予定ですので、楽しみにしていてください」

事業者、特にメーカーにとってアマゾンで商品を販売することが有力な手法となって久しいが、アマゾンで継続的に売上を上げるためには、幅広い知識と高い専門性が要求されるのもまた事実だろう。さらに画像加工や動画作成、カタログ作成、広告運用、在庫管理、他出品者対策など、対応すべき範囲も多岐に渡る。

しかしながら多くの企業において、これらの業務が少数のEC担当者のみで行われているのが現状で、担当者が一人で全てを担わなければいけないケースや、担当者の経験、感覚のみによって属人的にアクションが判断されているケースも少なくないだろう。

今回β版提供を開始した「Picaro.ai」は、このような課題を解決するべく開発され、アマゾン上での数字の動きを正確に可視化し、データに基づいた判断が可能になることで、適切なアクション実行と作業の効率化に寄与するものとなっている。また来年には、様々な新しい機能がリリースを控えており、新機能についても一部無料プランで試せるとのことで、これからの機能強化にも注目と言えそうだ。

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