Amazon商品ページの自動作成機能「カタログ作成GAI(β)」が英語出力に対応

ECのミカタ編集部

株式会社Picaro.AI(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:下平季位、以下「Picaro.AI」または「同社」)は、同社の「カタログ作成GAI(β)」に言語対応機能を追加した。

“アマゾン×AI”で効率化を実現

Picaro.AI社は、同社が提供するアマゾン売上拡大支援ツール「Picaro.AI」におけるChatGPTを活用したアマゾン商品ページ(カタログ)作成機能「カタログ作成GAI(β)」に言語対応機能を追加した。

「Picaro.AI」は、アマゾンでの商品販売において、幅広い知識と高い専門性が要求される現状をAIで解決するためにローンチされた、アマゾン上での売上拡大および生産性向上支援ツールだ。5月8日に正式版としてローンチされ、好評を得ているという。

アップデートの概要

アップデートの概要

同社は、従来のアマゾンのカタログ作成作業では、1商品につき30分以上の時間を要していたが、「カタログ作成GAI(β」を使用することで、必要なキーワード等を入力するだけで、わずか5分で作業を完了させることができるとしている。

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」への適合確認が必要な顧客事業者は、そのチェックを行うことも可能だ。これにより、より効率的に時間を活用し、他の業務に集中することができる。その上で今回のアップデートでは、商品ページ(カタログ)生成時の英語出力が可能になった。

英語圏へのアマゾンを活用した越境ECビジネスを展開している事業者にとって、この英語対応の新機能は大きな利点となり得る。必要なキーワードを日本語で入力するだけで、アマゾン向けの英語の商品ページ(カタログ)を生成することが可能となるのだ。また同社は、今後は英語のみならず、他の言語にも対応する予定だとしている。

Amazonでの海外展開をする上で革新的な解決策

同社CEOの下平氏は、今回の公表に際して次のようにコメントしている。

「我々は常に顧客のニーズに寄り添い、最先端の技術を活用して効率化と顧客満足度の向上を図っています。カタログ作成GAI(β)の新機能である英語出力対応は、アマゾンを利用して国境を越えたECビジネスを展開しているお客様にとって革新的な解決策となるでしょう。今後もさらなる機能拡充とサービス向上に努め、お客様のビジネス成果を最大化するサポートを提供していきます」

EC事業者において、担当者が一人で全ての業務を担っているケースがあり、属人的なアクションが行われることも少なくないだろう。そこでPicaro.AIは、アマゾン上での数字の動きを正確に可視化し、AIと共にデータに基づいた判断が可能になることで、適切なアクションを実行できるようにし、作業の効率化を実現するソリューションを展開してきた。

今回、同社はChatGPTを活用したアマゾン商品ページの自動作成機能「カタログ作成GAI(β)」に越境EC向けの英語出力対応を追加し、多言語対応による顧客事業者のグローバル展開支援がさらに加速することになりそうだ。


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