マクアケが海外メーカーの日本進出を支援 グローバルオフィシャルパートナープログラムとして全8社のパートナーとサポート

ECのミカタ編集部

マクアケ、海外メーカーの日本進出を包括支援するグローバルオフィシャルパートナープログラムを開始

「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケ(以下:マクアケ)は、これまでに「Makuake」を活用した実績をもつ企業のうち8社をパートナーとして選定し、英語圏・中華圏・韓国の各地域のメーカーによる「Makuake」でのプロジェクト実施を包括支援する「グローバルオフィシャルパートナープログラム(以下:本プログラム)」を開始する。

プロジェクト開始からリターンまでをサポート

本プログラムは、日本市場進出を目指す海外メーカーが「Makuake」を活用する際に包括サポートを希望する場合、マクアケからそれぞれのメーカーの状況に合う「グローバルオフィシャルパートナー」を紹介する。

海外メーカーはいずれか1社のパートナーをプロジェクトの運営代行事業者とし、「Makuake」にプロジェクトを掲載。「グローバルオフィシャルパートナー」はマクアケのキュレーターの伴走支援を受けながら、プロジェクトページの作成や事前告知などプロジェクト目標達成に向けた各種準備に加え、プロジェクト期間中からリターン配送後までの一連のサポーター対応を行う。

マクアケは、特に初めて日本市場に進出するメーカーなど、知見の深い担当者が社内にいない実行者に対し、「グローバルオフィシャルパートナー」との協業を推奨し、円滑なプロジェクト実施とプロジェクト終了後の日本市場での展開につながる実績づくりを支援するとしている。

グローバルオフィシャルパートナー一覧

本プロジェクトにおいて、グローバルオフィシャルパートナーとして公表されている企業は以下の通りである(※順不同、一部屋号表記を含む)。

◆QB Brothers(英語圏メーカー向け)
◆TSUMIKI(英語圏メーカー向け)
◆MadSpace Japan(英語圏・中華圏メーカー向け)
◆Brandeep (中華圏メーカー向け)
◆Koki E-Business Co., Ltd.(中華圏メーカー向け)
◆BAH INTERNATIONAL CO(韓国メーカー向け)
◆Jabez Japan(韓国メーカー向け)
◆Seto Works(韓国メーカー向け)

より盤石な支援体制の整備を目指す

本プログラム開始の背景について、マクアケは以下のようにコメントしている。

「海外メーカーが日本市場へ進出する際の課題として、日本市場に精通したマーケティング担当者が社内にいないことや、フォロー及びサポートの対応品質について日本の生活者が求める水準が高く、メーカーの想定している内容とのギャップが生まれやすいことなどが挙げられていました(中略)。そのような中で、海外メーカーからの相談がますます増加傾向にあることや、実行者によるサポーター対応の品質について一層の向上が求められていることから、より盤石な支援体制の整備を目指すべく、これまで『Makuake』でプロジェクトを実施し一定の応援購入総額を集めている、もしくはサポーター対応の品質が一定水準に達している全8社の実行者を『グローバルオフィシャルパートナー』とし、当社と連携して海外メーカーによる『Makuake』の活用を支援する本プログラムを提供する運びとなりました」。

マクアケは、海外で生まれた新しい商品やサービスを日本のサポーターに届けるべく、2018年には実行者をサポートするキュレーター組織内に海外専任チームを立ち上げたほか、2021年には韓国のソウルに拠点を設立するなど、多くの海外メーカーが「Makuake」を活用した日本市場への進出を実現してきた。本プログラムの開始によって、より一層海外メーカーの日本市場参入が活性化することになりそうだ。


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