iKala、マクアケの台湾でのインフルエンサーマーケを支援

ECのミカタ編集部

iKala Japan(アイカラ ジャパン)株式会社(本社:東京都渋谷区、カントリーマネージャー:土屋隆司、以下「iKala」または「同社」)は、同社の「KOL Radar」と株式会社マクアケ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中山亮太郎、以下「マクアケ」)の台湾におけるインフルエンサーマーケティングの支援を行ったことを公表した。

ニーズに合ったSNSやKOLを導き出せる

AI分析を通じたインフルエンサーマーケティングプラットフォームを提供する、iKalaは、同社のAIインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「KOL Radar(ケーオーエルレーダー)」と全方位型マーケティングサポート「Marketing360」を活用し、マクアケの台湾におけるインフルエンサーマーケティングの支援を行ったことを公表した。

マクアケは、作り手や担い手が商品やサービスに込めた想いを発信し、生活者が応援の気持ちを込めた購入体験ができる、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を提供している。今回、マクアケのクライアントであるMOLATURAの商品、ベストポット(土鍋)・レンジスター(電子レンジ調理用プレート)を台湾市場に訴求したいというニーズに対し、台湾での越境ECに強みのあるiKalaを採用した。

「KOL Rader」は、独自のAI技術とビッグデータを活用し、FacebookやYouTubeなど各種SNS上のKOLデータやその効果をワンストップで解析している。この機能を活用することで、定量的なデータに基づき、クライアントが届けたい商品やサービスと相性の良いSNSやKOLを導き出せる点が評価され、iKalaのサービス導入に至ったという。

取組の概要

取組の概要

iKalaのKOL Radarは、独自のAI技術とビッグデータを活用し、インフルエンサー選定に関わるあらゆるデータをワンストップで解析し、企業の届けたい商品やサービスに適したインフルエンサーとの「マッチング」をデータで可視化するものとなっている。対応するSNS媒体は、Facebook、YouTube、Instagram、TikTok、X(旧Twitter)となり、保有するインフルエンサーデータは100万人を超える。また、「Marketing360」は、iKalaのマーケティングスペシャリストがメディア記事のリリースやデジタル広告の配信を行う、AIデータを活用したインフルエンサーマーケティングとの相乗効果を狙うサービスとなっている。

今回の取り組みでは、フォロワー数が1万~5万人のKOL4名を起用したそうだ。選定においては、KOL Radarのデータベースより「生活用品、日本」と関連のある投稿の多いインフルエンサーに絞り、エンゲージメント率とブランドとの相性で最適なインフルエンサーを選出。プロモーション期間は、2022年11月25日から2022年12月1日で、投稿には、台湾で最も利用者の多いFacebookを選び、主に動画による商品紹介、商品購入サイトへの誘導を実施したとのことだ。

投稿内容は商品の特徴、実際に使った体験レポートとレシピを紹介。さらに、投稿と同時に商品紹介のメディア記事をリリースすることで、インフルエンサー以外のチャネルでも露出を増やし、マーケティングの相乗効果を得ることができたという。その結果、平均エンゲージメント率はFacebookの投稿平均の約6倍、また投稿全体のリーチ数は約70000人に達した。

マクアケでは、今後もさまざまなSNSを活用し、プロジェクト実行者の新商品や新サービスをより多くの生活者に届ける支援に取り組んでいく方針とのことだ。またKOL Radarは現在、美容、家電、小売、子供用品などさまざまな業界の越境マーケティング を支援している。iKalaは、今後も日本企業への台湾EC販売支援を加速させていくとしており、今後の展開にも注目と言えそうだ。


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