「Sage AI by Braze」のラインナップが拡充 マーケティングの効率性と創造性を高める新しいAI機能を提供

ECのミカタ編集部

Braze、マーケティングの効率性と創造性を高める新しいAI機能を提供

Brazeは2024年3月26日、「Sage AI by Braze」のラインナップを拡充し、パーソナライズされたオーダーメイド体験を効率的に提供するための新しいAI機能群を発表した。

あらゆるタッチポイントをパーソナライズ可能に

今回「Sage AI by Braze」に追加された新機能は以下の通りとなる。

◆パーソナライズされたレコメンデーションにより、関連性の高い体験を提供し、購買率を向上
◆パーソナライズドパスで、あらゆるタッチポイントをパーソナライズし、収益を最大化
◆トーン・コントロールでブランド価値を強化し、Time to Valueを改善
◆推定実質開封率でメール指標の信頼性に対応


拡張されたAIアイテムレコメンデーション機能によって、頻繁にアイテムを更新しながら、追加のレコメンデーションモデルを作成可能。OpenAIが提供する「GPT-4 Turbo」によるトーンコントロール生成機能により、マーケティング担当者はAIが生成したコピーのトーンをAIコピーライティングアシスタント内で直接指示できるなど、様々なAI機能が追加された。

また、個人が好む可能性の高いバリアントメッセージを実験、自動化、共有することで、より深いエンゲージメントを促進。各顧客によりパーソナライズされた体験を提供できるだろう。

マーケティング担当者がAIの可能性を最大限に発揮する

Brazeの最高製品責任者であるケビン・ワン氏は、以下のようにコメントしている。

「Brazeの魅力は、マーケティング担当者の効率性と創造性を高め、ビジネスの成果を促進し、適切で記憶に残る体験を提供できる点にあり、AIはこの能力をさらに高めます。(中略)Sage AI by Brazeの最新機能は、ユーザーの日々の時間を節約するだけでなく、ブランドがBrazeのリアルタイムのデータフローを活用し、さらに有意義な成果に結びつけるためのアイテムレコメンデーションやパーソナライズパスなどの機能に焦点を当てています。これらは、マーケティング担当者がAIの可能性を最大限に発揮するための大きな一歩です」

現在、マーケティング担当者の多くはAIが起点となるイノベーションが喚起される可能性を認識している。AIを活用し、タスクを簡素化、理想と現実のギャップを埋めることは、顧客エンゲージメントを深化させるために必要不可欠となるだろう。著しい発展を続けるAI技術の動向、展開に注目だ。


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