EC事業者が運営する「フレンズロジ」運営開始 旧小学校を活用

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ECのミカタ編集部

旧小学校を活用したEC物流代行拠点「フレンズロジ」運営開始

株式会社フレンズは2026年4月17日、岐阜県海津市の旧西江小学校(2024年3月閉校)を活用したEC事業者向けのフルフィルメントセンター(EC物流代行拠点)「フレンズロジ」の運営開始を発表した。

EC運営のパートナー企業を紹介してもらえるって本当?

EC事業者自身が運営する「物流代行拠点」

フレンズロジは、年間30万件190万枚を超えるアパレル商品を20年間販売してきたEC事業者が運営する物流代行拠点である。

フレンズは本ロジの強みについて、以下の内容を挙げている。

◆EC事業者自身が運営するEC物流代行拠点
▷自社アパレルEC事業(年間30万件190万枚超)の運営で培った物流ノウハウを提供。
▷需要予測に基づいた在庫不足/在庫過剰防止アラート機能を提供。
▷配送料金を抑えるサイズ自動判定機能。

◆競争力ある価格を実現
▷教室を保管場所として利用できることや、出荷に利用する大型車両が入りやすいという旧小学校としての利点を活かす。
▷創業者のアパレル事業出荷実績により実現できる運賃。
▷EC事業者実績と地域特性を活かした効率的な運営体制。

◆物流の中核地点である「岐阜」
▷東京・名古屋・大阪の3大都市圏へのアクセスが優れた日本の物流の中核地点である「岐阜」の地の利を活かし、日本全国をカバーする配送を実現する。

※画像参照:旧小学校を活用したEC物流代行拠点「フレンズロジ」運営開始(株式会社フレンズ)

EC事業者向け見学ツアーを開催

EC事業者向け見学ツアーを開催

フレンズロジの運営開始に伴い、2026年5月よりEC事業者向け(社数限定)にフレンズロジ見学ツアーを開催する。

フレンズは本件について「昨今、閉校した学校を活用した事例が増える中、EC物流代行拠点としての活用は、国内でも数少ない取り組みです」とコメントしている。

地域に根ざしていた旧小学校という場であることも踏まえ、地元住民の雇用創出、地元住民も参加するイベント(スポーツ/音楽など)やワークショップも開催。地域と共生し、共に成長していく拠点づくりを進める方針を掲げている。

新たな物流の形として期待

フレンズは、大人世代女性向けのD2Cアパレルブランド「もりのがっこう」の後藤麻美氏と、日本最大級のTシャツEC「Tshirt.st」を運営する後藤鉄兵氏が共同で設立した新会社。

2026年3月31日に、国土交通省「総合物流施策大綱(2026年度~2030年度)」が閣議決定され、今後の物流政策の方向性として「物流の持続可能性の確保」が求められた。日本の物流業界は、本格化する人口減少や担い手不足、コロナ禍を契機とした社会全体のデジタル化やイノベーションへの対応などが課題とされている。

同社は今後について「EC事業者自身が運営し、物流中核地点の岐阜で競争力ある価格を実現いたします」とコメントしている。EC事業者が主導する「物流拠点」の取り組みとして注目される。