DHL Express、個人顧客にAIを活用した「内容品自動認識機能」提供

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ECのミカタ編集部

DHL Express、AIを活用した内容品自動認識機能を個人のお客様用に導入

DHLジャパン株式会社(以下、DHL Express)は2026年5月13日、AIを活用した内容品自動認識機能の提供を開始した。

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2026年中に日本を含む他国への展開予定

本機能は、コンピュータービジョン技術によりスマートフォン等で撮影した荷物の写真を解析。通関要件を満たした内容品の説明を、数秒で自動生成するもの。AIがサーバー側のコンピュータービジョンモデルで画像を処理・分類。国際通関基準に準拠した、内容品説明を自動生成する。

表示された説明文を確認・編集・修正可能。この機能の使用に際して、DHL Expressのアカウント登録は不要。主に個人顧客向けに展開されている、オンライン運送状作成ツールに実装される。

現在、カナダ、ドイツ、香港、オランダ、シンガポール、南アフリカ、スペイン、UAEの8カ国・地域で提供されている。日本を含む他国への展開は、2026年中に順次実施される予定となっている。

輸送プロセス全体の「データ品質」が向上

国際輸送では、税関申告に必要な内容品の記載をこれまで荷送人が各国の通関用件を把握したうえで手入力しており、不適切な記載は税関での差し止めや遅延、返送といったリスクに直結していた。本機能はこうした課題を解決するもので、顧客体験の向上を目指したDHL ExpressのAI活用における最新の取り組みとなっている。

DHL Express EVPおよびグローバルCIOである、Dirk Olufs氏は本件について次のようにコメントしている。「コンピュータービジョンはすでに複数の市場で稼働しており、重要なのはその成果です。データ入力の段階で内容品が正確に分類されることで、輸送プロセス全体のデータ品質が向上し、差し止め件数の削減や通関スピードの向上など、より確かな結果につながります」

内容品の入力欄は、顧客体験全体の印象にも影響を与えるものとなる。さらなる市場発展へつながる機能として、今後の動向に注目したい。