tenso、アメリカ向け「総コスト確定型」新配送プランを提供開始
国際配送代行サービス「tenso Logi-link」を運営するtenso株式会社は2026年6月11日、アメリカ向けの「総コスト確定型」新配送プランの提供を開始した。
追加徴収や荷受拒否のリスクから解放
tenso Logi-linkは日本から海外への国際配送を代行するサービスである。
今回提供が開始された、アメリカ向けの「総コスト確定型」新配送プランでは、販売者に関税のコスト負担や面倒な算出。管理の手間は発生せず、購入者にも商品受取時の支払い手続きがないことが特徴である。
物流側で高度な予測機能をもとに、関税を一括処理してコストを確定。それを含んだ料金プランとして、送料を提示する。
商品販売時の関税請求も商品受取時の支払い手続きも一切発生せず、追加徴収や荷受拒否のリスクから解放される。そのため「アメリカへの販売は強化したいが通関トラブルや返送リスクは避けたい」と考える事業者にとって、最適な物流ソリューションとなっている。
関税措置の変更に対する課題を解消
2025年の関税措置の変更以降、アメリカへの越境ECは商品購入時にあらかじめ事業者が関税分を算定・徴収して発送する手法が主流となった。
しかし、事前に正確な関税を算出することは極めて難しく、出荷後に関税を追加徴収されるリスクが新たな課題となっている。
また、商品の到着時に購入者に関税支払いを請求する従来の手法では、荷受拒否による返送リスクが存在し、事業者がそのコストを負担せざるを得ない事態が生じている。
「tenso Logi-link」ではこうした負を解消するため、今回のアメリカ向け「総コスト確定型」新配送プランの提供を開始するに至った。
顧客の要望から生まれた新プラン
tenso Logi-link 事業責任者 穐本恭介氏は、本件について次のようにコメントしている。
「tenso Logi-linkは2023年にローンチした国際配送代行サービスです。もともと越境EC支援サービスの利用事業者様から『海外配送領域のみアウトソースで依頼できないか?』というご要望をいただいていたことからサービス化を決定し、現在は食器・工芸品・玩具・寝具・アパレルなど各業界のあらゆる形態の商品が安心して海外のお客様に届くための支援を行っています。今回ローンチした新配送プランもお客様のご要望から生まれており、予期せぬコスト負担や販売機会の損失といった“負”を解消しています」
アメリカ向け越境ECの、さらなる活性化が期待される。今後の動向に注目したい。


