シニア層の通販での支払い方法「コンビニ払い」が最多 コスモヘルス調査
コスモヘルス株式会社は2026年6月17日、シニア層の「ネットショッピングのお困り事」に関するアンケートリサーチの結果を発表した。
調査概要
◆調査方法:ネットリサーチ
◆調査地域:全国
◆対象者:「コスモラボ」のアンケートモニター
◆回答総数:1071人
◆調査対象期間:2026年1月28日
◆調査元:コスモヘルス株式会社調べ
◆出典:「ネットショッピングのお困り事」に関するアンケート調査(コスモヘルス株式会社)
途中まで進めるが、最後で止まる層が一定数
ネットショッピングの利用について「1人で問題なく最後まで購入できる」(42.9%)が最も多くなった。
一方、「やったことがない」(30.6%)、「途中までできるが、最後は不安でやめることが多い」(16.8%)、「ほとんど自分ではできない」(9.7%)も挙げられており、シニア層の中でも利用状況には大きな差がある実態がうかがえる。
コスモヘルスは「注目すべきなのは、完全な未経験層だけでなく、『途中までは進めるが最後で止まる』層が一定数いる点です。ネットショッピングの課題は単なるデジタル未経験ではなく、購入確定までの最後の一押しを安心して行えないことにあると考えられます」とコメントしている。

なじみのある支払い方が求められる
ネットショッピングを利用して戸惑うポイントは「入力を間違えたらどうなるか不安」(58.5%)が突出した。
操作そのものができないというより、「失敗した後の回復手段が見えない」ことへの不安が見受けられる。

ネットショッピングの支払に関する印象は「代金引換やコンビニ払いなど、現金で支払える方法が安心」(63.6%)が圧倒的となった。
支払い方法の多様さ自体が価値になるとは限らず、「なじみのある支払い方が選べること」が安心感につながっている。新しい決済手段を増やすより、現金感覚で使える選択肢を明確に見せるほうが有効と考えられる。

ネット以外の注文方法では電話注文が最多
ネット以外の注文方法では「電話で注文している」(44.5%)が最も高くなった。
電話注文の高さは、確認しながら進められる安心感が依然として強いことを示している。シニア層にとっては「人に聞ける」「その場で確認できる」ことが重要であり、ネットでもそれに近いサポート体験が求められていると考えられる。

コスモヘルスは本調査結果について、次のようにコメントしている。
「総じて、ネットショッピングの拡大には、機能を増やすことよりも、確認しやすさ、やり直しやすさ、現金支払いへの対応、入力サポートの分かりやすさが重要です。シニア層向けには、安心して最後まで進める導線設計そのものが最も大きな価値になると考えられます」
シニア層をターゲットにする事業者は本調査を参考に、自社の決済手段やサポート体制の最適化を図りたい。


