ネットショッピング中のポップアップ広告「購入を諦めた」6割以上 シナブル調査

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ECのミカタ編集部

ネットショッピング中のポップアップ広告の「閉じる」ボタン、9割以上の方が誤タップでイライラ!約2割が「二度と利用しない」と答えたUIとは?

株式会社シナブルは2026年6月24日、「スマートフォンでのネットショッピングにおけるポップアップのストレス」に関する調査結果を発表した。

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調査概要

◆調査期間:2026年5月28日〜5月29日
◆調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
◆調査人数:1003人
◆調査対象:調査回答時に主にスマートフォンを使用してネットショッピングする20~50代の男女と回答したモニター
◆調査元:株式会社シナブル
◆モニター提供元:サクリサ
◆出典:「スマートフォンでのネットショッピングにおけるポップアップのストレス」に関する調査(株式会社シナブル)

約8割が「意図しないポップアップ」にストレス

「普段、スマートフォンでネットショッピングする頻度」についてたずねたところ「月に2~3回程度(25.9%)」と回答した人が最多に。次いで「2~3カ月に1回以下(25.5%)」「月に1回程度(21.6%)」と続いた。

「スマートフォンでネットショッピングするとき、意図しないポップアップの広告や案内が表示されて操作にストレスを感じることはどのくらいあるか」と質問。約8割が「よくある(37.1%)」「ときどきある(42.7%)」と回答した。

「スマートフォンでネットショッピングしている際に表示されるポップアップのうち、多く遭遇するタイプ」については、「クーポン配布やセール情報に関するもの(48.1%)」が最も多くなった。

6割以上がポップアップで購入を諦めた経験

「ネットショッピング中にスマートフォンの画面にポップアップが表示された際、不満に感じる点」について質問。「『閉じる』ボタンが小さく、押しにくい(66.5%)」が最多となった。

自身の閲覧行動を物理的に邪魔される仕様そのものが、ユーザーのストレス要因となっていると推測される。

さらに、「ポップアップの『閉じる』ボタンを押そうとして、誤って広告や別ページに飛んでしまい、イライラした経験はあるか」と質問。9割以上が「よくある(50.2%)」「たまにある(43.0%)」と回答した。

「商品の購入手続きを進めている最中にポップアップが出たことで、購入手続きを諦めた経験はあるか」という設問には、約6割が「よくある(21.9%)」「ときどきある(41.6%)」と回答した。

「自分が探している商品とは全く無関係なキャンペーン情報が大きく表示された場合、そのネットショップに対してどのような印象を持つか」については、「押し売り感が強く、サイトへの好感度や信頼感が下がる(34.3%)」が最多に。次いで「ユーザーへの配慮に欠ける、不親切なサイトだと感じる(24.7%)」「不信感を抱き、二度と利用したくないと感じる(18.9%)」と続いた。

半数以上が自身のタイミングに合った内容なら許容

「ネットショップにおけるポップアップ等の案内について、最も利用したいと感じるのはどのタイプか」と質問。「自分の興味やタイミングに合わせた、買い物の参考になる案内(ポップアップ)が適切に出るネットショップ(51.2%)」と回答した人が最多だった。

シナブルは本調査結果について、次のようにコメントしている。

「ユーザーの閲覧行動を物理的に邪魔する仕様は、顧客を逃がしてしまう大きなリスクになっていると推測されます。一方で、ユーザーはポップアップという仕組み自体を完全に否定しているわけではないようです。『一切出ないが、すべて自分で探さなければいけない状態』よりも、『自分の興味やタイミングに合わせた適切な案内』であれば、半数以上が利用したいと回答しています。自分で探し出す手間を考慮すると、自身のニーズに合致した案内であれば許容できる傾向が示されました」

顧客ニーズに合わせたアプローチが満足度を高め、確実なコンバージョンにつながる。売上向上に向けた施策の参考にしたい。