Recustomerが「ヤマト運輸」とAPI連携 返品交換をもっと手軽・スムーズに
Recustomer株式会社は2026年8月7日、ヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)が提供する「配送連携API」との連携開始を発表した。
返送に必要な準備がすべて自動で整う
購入後体験プラットフォーム「Recustomer」とヤマト運輸が提供するAPIが連携したことで、返品・交換申請の完了と同時に、返送に必要な準備がすべて自動で整う。本連携の概要は以下の通り。
◆コンビニ・ヤマト運輸営業所への持ち込み返送に対応
▷申請完了と同時に返送用のQRコード/バーコードが自動発行され、購入者は最寄りのコンビニやヤマト運輸営業所に商品を持ち込むだけで返送できる。
◆QRコード/バーコードによる伝票レス返送
▷持ち込み先の店頭でQRコード/バーコードを提示するだけで発送でき、伝票への宛先・氏名の記入は一切不要。書き間違いによる誤配送や、手書きによる個人情報の露出リスクもなくなる。
◆返送方法を購入者が自由に選択
▷「コンビニへの持ち込み」「ヤマト運輸営業所への持ち込み」に加え、「自宅への集荷」も申請画面上で選択可能。日中不在の多い購入者は通勤途中の持ち込みで、大きな荷物は自宅集荷で、と生活動線に合わせた返送が可能になる。
なお、本連携は現在、返送先(到着地)が関東エリアの場合に利用可能となっている。対応エリアは順次拡大を予定している。
ヤマト運輸・佐川急便いずれの契約でも利用可能
Recustomerは本連携によって期待される効果として、以下の内容を挙げている。
◆EC事業者
▷返送案内・問い合わせ対応の工数削減
▷返送リードタイム短縮による再販売・返金サイクルの高速化
▷返品体験の向上による再購入率・LTVの改善
◆購入者
▷伝票の記入不要。QRコード/バーコードを見せるだけで返送完了
▷コンビニ・営業所への持ち込みを中心に、自宅への集荷も含めて都合に合う返送方法を選べる
▷24時間365日、問い合わせ不要で申請から返送準備まで完結
本連携は佐川急便に続く対応となり、ヤマト運輸・佐川急便いずれの契約でも「Recustomer」の返送の自動化を利用できる。配送キャリアの切り替えや追加契約は不要だ。
国内宅配便取扱個数の大半をカバー
EC市場の拡大にともない、返品・交換への対応品質は、購入者がそのブランドで「また買うかどうか」を左右する重要な顧客接点となっている。Recustomerはこれまで、返品・交換の受付から返金処理までをセルフサービスで自動化し、購入者・事業者双方の負担を削減してきた。
一方、受付のあとに続く「返送」のプロセスには、アナログな作業が残っていた。
Recustomerはこの課題に対し、佐川急便とのAPI連携を通じて返送プロセスの自動化を提供してきた。今回のヤマト運輸とのAPI連携により対応キャリアは2社に拡大し、国内宅配便取扱個数の大半をカバー。EC事業者は、現在契約している配送キャリアを変更することなく、返送の自動化・セルフサービス化を導入できるようになる。
同社は今後の展開について「佐川急便、そして今回のヤマト運輸に続き、対応する配送キャリア・返送方法の拡大を通じて、購入者が『いちばん楽な方法』で返送でき、EC事業者が手配業務から解放される環境を整えてまいります」とコメントしている。返品・交換の利便性を一層高める取り組みとして、今後の動向に期待が寄せられる。


