消費者庁、「虚偽・誇大表示」改善指導を発表 健康食品等117業者、126商品
消費者庁は、2026年(令和8年)4月から6月までの期間に実施した「インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示」に対する監視および改善指導について発表。117事業者による126商品の表示について、健康増進法に違反するおそれのある表示を確認し、事業者に改善を指導した。
117事業者による126商品の表示に「規定違反」の恐れ
消費者庁は監視の結果、インターネットにおいて健康食品等を販売している117事業者による126商品について、健康増進法第65条第1項の規定に違反するおそれのある文言等を含む表示を確認。当該事業者に対し、当該表示の改善を指導した。
また、当該事業者がショッピングモールに出店している場合には、ショッピングモール運営事業者に対しても、表示の適正化について協力を依頼している。
◆監視方法
▷監視期間:2026年(令和8年)4月から6月まで
▷検索方法:一般的な検索エンジンを用いて、キーワードによる検索の上、検索された商品のサイトを目視により確認。
改善指導された「健康保持増進効果」等
今回発表された「表示されていた健康保持増進効果等」の一部は、以下の通り。
◆生鮮食品(農産物、水産物)【3商品】
▷抗酸化作用、疲労回復、冷え、老化防止、肌のシミ・シワの予防に効果を有することを標ぼうする表示
◆加工食品(農産加工品等)【23商品】
▷花粉症対策、アレルギー症状抑制、妊活、血液サラサラ、貧血・冷え性の改善、ダイエット、腸内環境改善、美肌・美白効果に効果を有すること等を標ぼうする表示
◆飲料等(茶、コーヒー及び飲料水)【5商品】
▷血行促進、代謝アップ、動脈硬化予防、コレストロール抑制、糖尿病予防、集中力向上に効果を有すること等を標ぼうする表示
◆いわゆる健康食品(カプセル、錠剤、顆粒状等)【95商品】
▷ダイエット、脂肪燃焼、口臭予防、糖と脂肪の吸収を抑える、高血圧予防、血液サラサラ、アトピー予防、アンチエイジング、腸内環境を整える、抗酸化作用、デトックス効果、免疫力向上、身体のめぐりサポート、花粉対策、ホルモンバランス調整、不眠改善、ストレス軽減、妊活、血流の循環の改善に効果を有すること等を標ぼうする表示
▷美肌形成、肌のシワ・たるみケア、肌の弾力アップ、肌に潤いを与える、肌荒れ・老化予防、紫外線対策、肌のハリ・ツヤ回復に効果を有すること等を標ぼうする表示
適切な表現による広告訴求が求められる
直近のインターネット監視の結果については、以下の図表の通り。

※画像元:インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に対する改善指導について(令和8年4月~6月)(消費者庁)
消費者庁は「引き続き、健康食品等の広告その他の表示に対する継続的な監視を実施し、法に基づく適切な措置を講じてまいります」とコメントしている。
関連商材を扱う事業者は、今一度、自社の表示を確認すると同時に、適切な表現による広告訴求を徹底したい。


