ECへの影響は?楽天、女性向け情報サイト「ラケア」誕生

ECのミカタ編集部

楽天・Yahoo!も無視できない”女性向け情報サイト”

「綺麗になりたい」という気持ちは女性にとって永遠のテーマだ。女性ならば必ず一生に一度は、本屋であまたあるファッション誌のうち一冊でも手にとっているであろうし、美容やファッション情報がまとめられたキュレーションメディアをスマートフォンなどのデバイスで閲覧したことがあるはずだ。

 そしてついに楽天株式会社(以下、楽天)も、女性向け情報サイト「ラケア(RaCare)」の運営に乗り出した。「ラケア」の特徴は、女性が抱える悩みに対して「ダイエット」、「美容」、「生理・PMS(月経前症候群)」と3つのテーマに沿った”情報”や”実践可能な手法”などを配信していく。

 面白いなと感じたのは、”実践可能な手法”をただ紹介していくのではなく、その手法を具体的に”どのくらいの期間実践すれば効果がでてくるのか”を明記していること。期間が明確であれば目標を設定しやすく、効果も自覚しやすい。また他のユーザーの取り組みについても閲覧することができるので、体験を共有し”続ける”楽しさを感じられるはずだ。

 また、楽天会員IDを持っているユーザーは「ラケア」に会員登録をすることができ、そうすると「ラケア」のマイページ上で、コンテンツで紹介された美容情報の実践をサポートしてくれる「トライ機能」や、実践した結果を投稿できる「レポート機能」、各コンテンツを「お気に入り」として保存する機能を利用することができる。

 ご存知の方も多いかと思うが、ヤフー株式会社(以下、Yahoo!)も「Yahoo! BEAUTY」という女性向け情報コンテンツを運営している。「Yahoo! BEAUTY」は、美容メディア『Beauty Park』を運営する株式会社オーエスのオリジナル美容コンテンツを導入したり、美容情報だけでなくエンタメ情報の提供も「Yahoo! BEAUTY」内で行っている。

 また、TRILL株式会社が運営する女性向けキュレーションサイト(アプリ)「TRILL」に関してもYahoo!が株主であり、「Yahoo! BEAUTY」がプロデュースを行っている。

 スマートフォンの普及により、私たちは手軽に情報を取り入れられる環境にあるため、女性のニーズに応えるための女性向けコンテンツの台頭は、今回のような楽天やYahoo!の動きから見てもわかるように、EC業界においても無視できないものとなってきた。

 消費者はECを行う際に、まず情報を取り入れるかと思う。特に、総務省調べでは、女性のスマートフォン利用率が年々上がってきているとのことなので、女性をターゲットに絞り情報発信をしていくことは、ECの利用率向上にも繋がってくるはずだ。

 よって、今回楽天が運営を開始する「ラケア」、Yahoo!が運営している「Yahoo! BEAUTY」が、ECにもたらす恩恵は大きいのではないだろうか。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事