News3ヶ月測定〜EC物流の問題解決とオムニチャネル

現在、未来に至る流れを読むには、過去を振り返る必要がある。季節にも表れるように、物事の区切りとなりやすいのは3ヶ月。そこで3ヶ月前のニュースを振り返るこの企画。忘れていたという話題、現状の原因となっている話題などが出てくる。今後の戦略を立てるための参考にしてほしい。

3月16日のNews振り返ってみました

　今日から3ヶ月前、3月16日のニュースを振り返ってみた。この日は、ニトリと日本郵便、EC物流の問題解決に関するニュースが目立つ。物流業界の問題である人手不足、そこへの取り組みは今も続いている。

ニトリの倉庫に日本初！ロボットが担うECの未来
　ニトリホールディングスが通販発送センターで日本初の積木型ロボット倉庫システム「Auto Store」の稼働を開始。このシステムにより、作業効率は3.75倍向上、在庫面積は40%削減、自由な拡張性が実現される。ECに絶対必要な物流業界では、人手不足が問題になっているが、ロボットの活用および進化は、その問題を解決する可能性を持っている。
詳細はこちら＜https://ecnomikata.com/ecnews/8337/＞

物流の最新鋭！商品に合わせてサイズを変える段ボール
　TANA-Xが製造する「ボックスオンデマンドシステム」がニトリホールディングスで本格稼働を開始した。このシステムでは、商品のサイズに合わせた段ボール包装を、簡単に、必要なタイミングで、必要な数だけ製造でき、物流コストの削減につなげることができる。物流の効率化を進めるニトリの動きにも注目だ。
詳細はこちら＜https://ecnomikata.com/ecnews/8343/＞

日本郵便、郵便局で窓口受取り開始！再配達問題解消へ
　日本郵便は、通販サイトで購入した商品を郵便局の窓口で受け取れるサービスを、4月1日から開始することを発表した。全国約2万の郵便局が対象。これまで進めてきたコンビニでの商品受取を含めると、全国約4万5千カ所の受取拠点が生まれることとなる。今回の取り組みをはじめ、日本郵便は「再配達」問題の解決に積極的な姿勢だ。
詳細はこちら＜https://ecnomikata.com/ecnews/8346/＞

スウィートマミー、ZOZO出店で、母が素敵に変貌！
　マタニティウェア専門店スウィートマミーが、日本最大級のファッション通販サイトZOZOTOWNに新規店舗「Sweet Mommy」をオープンした。スウィートマミーは、本店・楽天・Yahoo!・Amazonの他、百貨店での店頭販売など、様々なチャネルを活用している。ZOZOTOWN出店ではさらに、アプリWEARを活用しコーディネート提案もしていく。
詳細はこちら＜https://ecnomikata.com/ecnews/8348/＞