ポンパレモール、Buyeeと連携で越境ECを意識!
70万人以上のBuyee会員へ商品の販売が可能に!
株式会社リクルートライフスタイル(以下「リクルートライフスタイル」)が運営するオンラインショッピングモール「ポンパレモール」は、国内ECサイトの海外発送をサポートするtenso株式会社(以下「tenso社」)と共同で、中国・英語圏向けECサイト「Ponparemall JAPAN」を制作することで合意した。運営開始は2016年1月を予定している。
今回の取り組みを通じて、「ポンパレモール」出店ショップは、手数料や手間なしに「Ponparemall JAPAN」への出品が可能になる。個別の出店店舗では対応が難しかった商品情報の翻訳、決済、配送、CS対応を「Ponparemall JAPAN」が行うことで、出店店舗はこれまでの体制を変えることなく、海外ユーザーへの販売可能性を高めることができる。
また、「Ponparemall JAPAN」に出品された商品は、70万人以上の会員基盤を持つtenso社が運営する日本最大の海外転送・代理購入サービス「Buyee」の世界84の国・地域の会員(2015年10月時点)が購入することができる。
「Buyee」では海外ユーザーの注文により、代理で商品を購入するため、EC事業者は代金回収や不正利用を心配することなく、安心して海外対応を行うことができる。
また、海外ユーザーの決済手段がクレジットカードのみならず、PayPalやAlipayなどにも対応しているため、これまで「ポンパレモール」で買い物をすることができなかった海外ユーザーへも「Ponparemall JAPAN」を通じて商品を販売できるようになった。手数料は海外ユーザーが負担するため、EC事業者は無料で「Buyee」を利用することができる。
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップや、2020年の東京オリンピックへ向けて、インバウンド対策サービスを強化する企業が増えている。「ポンパレモール」ではすでに、「ポンパレモール」に出品された商品を、株式会社groowbitsが運営する「malltail(モールテール)」内の越境ECサイト「megaJ(メガジェー)」で購入できるようになっている。
今回の「Ponparemall JAPAN」では、「Buyee」の中国・英語圏ユーザーが多いことから、近年話題となっている中国人観光客による「爆買い」にも活用できそうだ。