「KARTE」正式リリース!自動解析から適切なアプローチまで行うウェブ接客プラットフォーム

ECのミカタ編集部

ウェブ接客プラットフォーム「KARTE」β版が、正式版としてスタート
数行のコードをウェブサイトに埋め込むだけで来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析
新規会員獲得率108%アップ、購入率ではサイト平均30%アップの実績

サイト来訪者の特長を瞬時に捉え、最適な接客を自動で実行

株式会社プレイド(以下、ブレイド)は、ウェブ接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」を3月12日より正式版として提供開始すると発表した。
「KARTE」は、数行のコードをウェブサイトに埋め込むだけで来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析し、可視化することで、個々の来訪者にあわせた接客を可能にするサービス。解析から接客までを自動で実行するため、サイト運営者の手間を増やすことなく適切なアプローチを継続して行うことができる。
同サービスは、2014年9月よりクローズドβ版としてすでに50サイト以上(一部導入準備中も含む)に提供しており、これまでに解析したユニークユーザー数は4,500万人、訪問数では1億2,000万件(セッション数)。この実績から、正式版としての提供に踏み切った。
毎月固定で発生する基本料金は5,000円のみで、接客料として1接客あたり1円の従量課金制が基本プランとなる。月間のユニークユーザー数が10万人を超えるサイトに関しては、月額固定料金と従量課金を選択できるエンタープライズ版も用意。また、正式版の公開にあわせ、14日間限定で基本料が無料となるフリートライアル期間も用意しているとのこと。

購入率を平均30%アップ、もっとも上昇した事例では約4倍の効果実績

「KARTE」を提供するブレイドは、月間30万ページビューを誇る日本最大のtech×ショッピングメディア「Shopping Tribe(ショッピングトライブ)」を企画・運営する会社。昨年12月にはベンチャーのプレゼンイベントの最高峰「インフィニティ・ベンチャーズ・サミット」で受賞するなど、様々な点で注目を集めている。
同社は、「ほとんどのサイトでは、いまこの瞬間にどんな人が訪れているかを知らずに、画一的な体験の提供に留まっている。その結果、例えばECサイトでは何も買わずに帰る確率が97%、初回来訪者のうちリピーターになる確率は1%以下と言われており、多くの来訪者が満足することなくサイトを去ってしまっている状況。これは様々なサイト共通の課題だ」と語り、「KARTE」によって“来訪者を知り、来訪者に合わせる”ことを可能にし、来訪後の顧客状況にあわせた施策が行える環境をあらゆるサイトに提供するとしている。
β版では、新規会員獲得率108%アップ、購入率ではサイト平均30%アップ、購入率がもっとも上昇したものとしては、約4倍の購入率達成の実績を持つ「KARTE」。今後は、外部サービスとの連携も強化され、ウェブ接客のプラットフォームとして、より多くの企業からの信頼を集めていくことだろう。


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