セブン‐イレブン、ヤマト運輸と共同で「セルフ発送機」順次導入
株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは2026年8月26日、顧客が自分で発送手続きを完結できる「セルフ発送機」を順次導入すると発表した。
バーコード読み取りから投函まで10秒程度で完了
「セルフ発送機」はフリマアプリやオンライン決済を利用して発送する荷物を、店頭の発送機を使って顧客自身で完結できる仕組み。
専用機器に発送用バーコードをかざしてラベルを発行し、貼付・投函をレジを介さずに行える。本機はバーコード読み取りから投函まで10秒程度(投函完了までの時間はテスト店舗での測定値)で完了。店頭での手続き時間や、レジの待ち時間の抑制が期待される。
◆発送方法
▷発送登録されたバーコード画面をスキャナーにかざす。
▷プリンターから発行されるラベルシールを荷物に貼り付け。
▷専用ボックスに投函する。

※画像元:レジに並ばず発送受付 セブン‐イレブンで「セルフ発送機」を順次導入(株式会社セブン‐イレブン・ジャパン)
テストでは「レジ受付数」が減少した店舗も
先行して導入したテスト店舗では「セルフ発送機」の利用が定着し、レジでの受付数が減少した店舗も確認されている。レジ対応時間が短くなり、店舗における業務量も軽減される効果が現れたという。
セブン‐イレブンは「テスト実施前後を比較すると、「セルフ発送機」の利用が進んだ店舗では、受付件数全体が増加したケースも見られるなど、手続きのしやすさが、発送の利便性向上に寄与しているものと考えています」とコメントしている。
混雑緩和や待ち時間の短縮につながるほか、店舗従業員の対応時間を削減し、省人化への寄与も期待される。
ヤマト運輸と共同で導入を開始
近年、フリマ市場の拡大により、個人間での荷物発送ニーズが継続的に増加しつつある。
セブン‐イレブン店舗においても、宅配便受付のうち約8割(2024年時点の構成比)をフリマ関連発送が占めているという。
一方、従来のレジ受付では1件あたり、数分程度の対応時間が必要。店舗業務負荷の増加や、混雑時の待ち時間発生などが課題となっていた。
さらに「レジを利用せずセルフで完結する仕組みにしてほしい」といった顧客からの声もあった。こうした背景を踏まえ、ヤマト運輸と共同で「セルフ発送機」の導入を開始するに至った。顧客の利便性向上と店舗の業務負荷削減を同時に実現する取り組みとして、今後の動向に期待が寄せられる。


