中古衣類、買う側と売る側の半数以上が「清潔さ」に不安 リネット調査

最終更新日:

ECのミカタ編集部

中古衣類、買う側70.6%・売る側66.6%が「清潔さへの不安」リユース市場の売り手・買い手、双方に潜む障壁が明らかに

株式会社ホワイトプラスが提供する宅配クリーニング「Lenet(以下、リネット)」は2026年4月9日、「衣類リユースに関する意識・実態調査」の結果を発表した。

EC運営のパートナー企業を紹介してもらえるって本当?

調査概要

◆調査方法:インターネット調査
◆調査対象:全国10代〜60代の男女
◆有効回答数:1000名
◆調査実施日:2026年3月13日
◆出典:衣類リユースに関する意識・実態調査(株式会社ホワイトプラス)

7割以上が中古・リユース購入時に不安

中古・リユースの外出着を購入する際に不安に感じるポイントをたずねた結果、「特に気になる点はない」と回答した人は29.4%。残りの70.6%は「何らかの不安」を感じていることが明らかになった。

「気になる点」には清潔さに関わる項目が上位に並んでいる。「目立つ汚れ・シミ(黄ばみ・食べこぼし・血液・泥汚れなど)」(43.1%)、「物理的なダメージ(虫食い穴・破れ・補修跡・ファスナー故障)」(36.8%)、「ニオイ(タバコ・ペット・防虫剤・柔軟剤の強い香りなど)」(33.3%)などが挙げられた。

リネットはこの結果について「プロのクリーニング・メンテナンスによって直接解消できる課題であり、専門的なクリーニング技術がリユース市場の購買障壁を正面から取り除ける可能性を示すデータとなっています」とコメントしている。

4割が「プロによるクリーニング」で購入意向アップ

自分の服を中古・リユースとして売る際に不安に感じることを質問したところ、66.6%が何らかの不安を感じていることが明らかとなった。

最多は「きれいにしても査定額に反映されるかわからない」(31.4%)で、「努力が正当に評価されるかどうか」への不透明感が、最大のバリアとなっている。

続いて、「プロのクリーニング・メンテナンス済み」という表記が中古衣類の購入意向に与える影響を質問(単一回答)。40.0%が「購入意向の高まりを感じる」と回答した(「大きく高まる」5.5%+「やや高まる」34.5%)。

購入意向が「低下する」と答えた層は合算でわずか5.6%にとどまり、意向が高まる層は低下する層の約7倍という結果となった。

多くのユーザーが「清潔さへの不安」を抱える

本調査によって、中古衣類の売買においては買う側の70.6%・売る側の66.6%が「清潔さへの不安」を抱えていることが明らかとなった。

リネットはこの結果について「『二重のバリア』がリユース市場の成長を阻んでいます。しかし本調査は、『プロのクリーニング・メンテナンス済み』というひとつの証明が、この障壁を取り除く力を持つことも同時に示しました」とコメントしている。

フリマアプリや中古品販売サービスの普及により、リユース市場は急速に拡大している。事業展開の際にはぜひ、本調査結果を参考にしたい。