インスタ活用の新サービス「visumo」誕生 ecbeing社の考える今後のEC業界トレンド「ビジュアルマーケティング」のメリットに迫る

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社ecbeing ソーシャル海外推進室
左:井上 純氏
右:前川 優人氏

ECサイトの構築ベンダーとして中堅・大手1,000サイト以上を構築してきた株式会社ecbeing(以下「ecbeing」)。そのecbeingが昨年9月、新たにリリースしたツールが、インスタ投稿写真を自社サイトに活用するためのツール「visumo(ビジュモ)」だ。リリースの背景からツールの特徴、そしてEC業界のビジュアルマーケティング事情まで、ecbeing ソーシャル海外推進室の井上 純氏・前川 優人氏に伺った。

最近のEC業界とvisumoリリースの背景

ECサイトの構築ベンダーとして、中堅・大手の1,000サイト以上を構築してきたecbeing。最近の傾向としては、サイトリニューアルのタイミングでシステムを刷新する案件が多いそうだ。その中でも特に、オムニチャネル対応等、複雑な開発要望が増えている。

ecbeingの強みについて、井上氏は「リアル店舗とECサイトの会員・在庫情報を連携し新たなサービスを生み出す取り組みや、デジタルアセットを共有するブランドサイトとECサイトの統合など、システム構築に複数のシステムや運用メンバーが絡むとプロジェクト全体の難易度が上がります。そういった難易度の高い案件にも弊社であればプロジェクトを主導して対応できます」と説明する。

そんなecbeingが2017年9月にリリースしたサービスが「visumo(ビジュモ)」だ。visumoは、インスタグラム上の投稿写真をハッシュタグで収集し、自社サイトに活用できるツール。同社のECパッケージであるecbeingの導入事業者でなくとも利用でき、更にはEC事業者以外でも利用が可能だ。

以前からSNSの投稿キャンペーンによる写真の収集は行われてきたが、visumoを使えば、キャンペーン終了後も写真を再利用して自社メディアで継続活用できる。また、キャンペーンを行わなくても、すでにユーザーが投稿している写真から収集が可能だ。

EC事業者にとって嬉しいのは、ただ写真を並べるだけでなく、その写真に紐づく商品・コンテンツページへ誘導し、CVR向上を目指せることだ。インスタグラムでは個別の投稿にURLが貼れないため、これまではキャンペーンでのPR目的での利用が主だったが、インスタの投稿から商品ページへのリンクが付けることで回遊性を高められ、必然的にCVRを高めるコンテンツマーケティングとして期待できる。

インスタグラム投稿写真のような一般ユーザーによるコンテンツは「UGC (User Generated Contents)」と呼ばれる。このUGCを活用したマーケティングは、ここ数年欧米で広がりを見せており、UGCマーケティングのためのツールもさまざまに登場している。visumo開発のきっかけも、海外のイベントだったそうだ。

井上氏は、「海外のツールを日本で紹介すると『使ってみたい』というニーズはあったのですが、日本の事業者にとっては初期費用もランニング費用も価格感が合わない状況でした。そこで、自社で『visumo』を開発することになりました。visumoをご利用いただいている企業様には『導入しやすい価格ですね』と言っていただいています」と、visumo開発の背景を振り返る。

導入も運用も簡単!visumoを使う決め手とは

株式会社ecbeing ソーシャル海外推進室 井上 純氏   株式会社ecbeing ソーシャル海外推進室 井上 純氏

visumoとそれを提供するecbeingの強みとしては、やはり、EC事業者の目線に立った提案ができるということだ。事業者にとっては、中堅・大手の1,000サイト以上を構築してきた「ecbeing」という安心感もあるだろう。

前川氏は、visumo導入や利用時の問い合わせを一手に引き受けている。その中で、「ECでSNSをどう使うかというのは、多くのEC事業者様が悩まれています。そういったこともご相談いただきますし、visumoの話からECサイト運営の相談になることもあるんですよね(笑)」と、EC事業者がecbeingに寄せる信頼感がうかがえる。

visumoの導入は、まず、管理画面で発行されるタグをサイト上に貼る。このタグは利用開始後、管理画面から発行が可能だ。そこからデザインの調整や写真の収集などを行い、サイト上に表示開始することができる。

インスタに投稿されているユーザーの写真をECサイトで使用するには、ユーザーの許可を得る必要があるが、この許可申請もツール上で簡単にできるようになっている。visumoを利用している企業では、1週間に4~5個程度の写真を更新するというペースが平均的とのこと。軌道に乗ると1週間で2~3時間程度あれば作業が可能なので、多忙なEC事業者でも手軽に運用できるだろう。

visumoのリリースは2017年9月。リリースからそれほど時間が経っていないが、導入企業は続々と増えている。事例として一番多いのは、実店舗を持つ事業者とブランディングを重視している事業者だという。その理由として、井上氏は2つのことをあげた。

「1つ目は、実店舗がある場合よく見られる、店舗ごとにスタッフが独自に行っているインスタグラムの投稿です。visumoを使うことで、A店、B店、C店……と複数の店舗の投稿から良いものをピックアップして、まとめることができます」。ユーザーの投稿写真だけでなく、スタッフのリソースを活用するという、新たなvisumoの活用法が生まれている。

「2つ目は、実店舗があるとアパレルや雑貨、インテリアといったブランドにおいて世界観がお客様にダイレクトに伝わるスキームができあがっているので取扱アイテムやロケーションなど、インスタ映えする、フォトジェニックなものが生まれやすいということです」。もともとインスタグラムにはアパレル系の写真投稿が多いため、写真のピックアップもしやすく、相性が良いようだ。

visumo導入後はどの企業でも、CVRや滞在時間、PV数の向上といった効果が確実に表れているそうだ。客単価が向上している場合もあったという。

前川氏は、「インスタグラムの投稿写真を使うことで、ECサイトの向こう側にあるユーザーの利用場面を見ることができます。それは確実にエンゲージメントを上げるという印象ですし、実際にCVの向上という形で表れています」と、導入企業におけるvisumoの効果を実感している。

また、CVだけでなくサイト回遊率を高めることもできると、前川氏は付け加える。「たとえば、商品数が多いサイトでは、最下層の商品にリーチしてもらうのは、なかなか難しいと思います。そこにvisumoを使って、今まで見たことのない切り口のビジュアルが入ってくると、カテゴリやサイト内検索からはたどり着けなかった商品にもたどり着くことができるかもしれません。そういう視点でも活用していただきたいです」。

visumo導入事例と効果測定

株式会社ecbeing ソーシャル海外推進室 前川 優人氏   ソーシャル海外推進室 前川 優人氏

visumoを導入したECサイトの印象的な事例として、井上氏があげたのが、手作りアクセサリーのパーツを販売しているショップだ。「この事業者様では、もともと商品を購入したお客様による完成品の写真投稿が多くありました。そういった完成品の写真を、visumoを使ってサイト上で確認できるようにすることで、サイト全体のPVが約10%向上しました」。

visumo導入で効果が出やすいのは、まず、すでにブランドが確立しており、インスタグラム上に多くのユーザーの投稿がある企業だ。「ECサイトとブランドサイトがあって、ブランドサイトには人が集まるのにECサイトにはヒトが集まらないという場合、ブランドサイトからECサイトへの送客にも効果的です」と井上氏。

もちろん、それだけでなく、小売店などでもvisumoを応用し、効果を出すことができる。たとえばと、井上氏があげたのが、腕時計やアクセサリー等の単価の高い商品を実店舗とEC店舗とで販売している事業者の事例だ。

「こちらのクライアント様では、実店舗で商品を購入したお客様に商品を身に着けてもらい、店舗スタッフが写真を撮影してインスタグラムに投稿していました。事例としてはアパレルショップの店舗スタッフの使い方に近いですが、実際のお客様の使用写真があることで、ECサイトで高額な商品を購入するお客様の心理的不安を緩和し、CVにつなげることができます」。

基本的なことだがECサイトで商品を購入する際のユーザーの不安をやわらげることは、離脱を防ぎ、CVRを上げるために非常に重要な点だ。「ECサイトで商品を購入する際、レビューを参考にする人が多いと思います。visumoは、今までテキストだけだったレビューを、ビジュアル化できるとも言えます」と、井上氏は、visumoの役割を表現する。

visumo利用による効果測定については、基本の分析はGoogleアナリティクスで対応できるようになっている。また、Googleアナリティクスでは難しい画像ひとつひとつの効果測定といったところは、visumoの分析機能で対応できる。

さらに、visumo活用の応用編として、今後、EC業界において進んでいくであろう「ライブコマース」へのチャレンジも可能だ。

インスタグラムでは動画を投稿することができるが、これをvisumoで自社サイト上に掲載することもできる。これにより、商品の光沢感や素材などの質感といった、写真では表現しきれない要素を動画で伝えることができるようになる。ライブコマースは環境準備やオペレーションの課題でチャレンジできない事業者が多いが、インスタグラム等のインフラを活用することで、冒険しやすい環境になったと言えます。

インスタからより広いマーケティングツールへ

導入企業を順調に増やしているvisumoだが、今後の展開について、「大きく2つ考えています」と、井上氏は説明する。

1つが「ビジュアルマーケティング」だ。「今後、ECサイト上のクリエイティブはより一層リッチ化していくと考えています。その中で、インスタグラム活用に限らず、動画やバナーなどもすべて含めて、ビジュアルを活用したマーケティングを推進できるようなプラットフォーム構築を推進していくという想いがあります」。

そしてもう一つが、「アンバサダーマーケティング」だという。聞きなれないワードかもしれないが、アンバサダーとは、SNS上で自分達のブランドにとって意味のあるインフルエンサーのことを指す。

このアンバサダーがどう関係するかというと、「今、ECサイト上では、基本的に事業者側から発信する情報しかありません。そこに、事業者側でない第三者のアンバサダーが入って、レビューをしたり意見をしたりする、そういうことができるツールを作っていきたいなとも思っています」とのこと。

いずれも、今後のEC業界で進んでいくはずの考え方だ。そのきっかけとして、visumoがある。SNS活用をしたいがどうしたら良いか分からないとお悩みのEC事業者は、ぜひ一度相談してみてほしい。

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