24時間365日稼働の食品専門物流「北王流通」が、EC物流の受託を開始

ECのミカタ編集部 [PR]

右:北王流通株式会社 常務取締役 兼 営業本部長 古瀬 伸幸 氏
中:北王流通株式会社 常務取締役 経営企画本部長 古瀬 健二 氏
左:北王流通株式会社 第三事業部 厚木第一・第二センター長 兼 第一・第二ユニット長 村山 充 氏

東京・関東圏の外食産業向けに食材配送を行ってきた北王流通株式会社が、BtoC向けの食品EC物流に新規参入する。関東エリアの6か所に常温・冷蔵(チルド)・冷凍での3温度帯管理が可能な24時間365日稼働の物流センターを有し、都心部への食品配送に秀でた同社のEC物流参入は、業界に大きなインパクトを与えそうだ。新たな一歩を踏み出した食品特化型の老舗物流会社に勝機はあるのか──。営業本部長の古瀬伸幸氏と経営企画本部長の古瀬健二氏、そしてEC物流の拠点となる厚木第2センターの村山充センター長に、同社の強みや競合に対する優位性について話を聞いた。

食品配送では関東トップクラスの実績

食品配送では関東トップクラスの実績

――御社の概要について教えてください。

古瀬伸幸 当社は東京都北区に本社を構える食品物流専門の会社です。法人化して今年で32期目。個人事業の時代も合わせると約40年の社歴があります。3温度帯管理が可能な24時間365日対応の食品倉庫を関東地方各所に備え、東京・関東圏の外食チェーン店や食品卸への食品配送では業界トップクラスの実績があります。

――関東エリアに拠点が集中していますね。

古瀬健二 埼玉県のさいたま市と戸田市、神奈川県の川崎市と厚木市、千葉県習志野市の6か所に合計8000坪の冷凍・冷蔵倉庫があります。すべて食品専用の3温度帯対応倉庫です。自社保有車輌は140台ほど。もちろんこちらも冷凍・冷蔵対応になります。

――どのようなサービスを提供しているのでしょうか。

古瀬伸幸 小口配送から3PLの対応まで、お客様のニーズに合わせた幅広いサービスを提供しています。例えば複数のメーカーの商品を店舗ごとに配送する共同配送サービスでは、フレキシブルに配送頻度を変更するなど、オーダーメイドで対応します。

注文はピース単位でもお請けします。500gのカット済みニンジンや醤油一本など細かいオーダーでも商品を単品でピッキングし、折り畳みコンテナ(オリコン)に詰めて納品します。こうした3温度帯での“バラピック”のノウハウは当社の強みでもあります。

――都心部への配送についてはいかがでしょう。

古瀬伸幸 渋谷や新宿など都心部に小型配送ステーション「都心デポ」を設け、小回りの利く軽車両で商品をお届けしています。商業施設の地下駐車場や狭い道路でもスムーズに移動でき、ご希望の時間帯に複数店舗に食材を配送することが可能です。オリコン単位の価格体系なので物流コストの最適化にも有効なサービスだと自負しています。

小口当たりの料金で圧倒的なコストメリット

小口当たりの料金で圧倒的なコストメリット

――今まではBtoBがメインでしたが、今後はBtoCのEC物流にも注力されると伺いました。新規参入の背景を教えてください。

古瀬健二 きっかけは新型コロナウイルスの感染拡大で、主要取引先の飲食店への配送が減ったことです。もちろん飲食店向けの食品配送は継続し、全力で外食産業を支えていきますが、当社としても生き残るために新しい領域にチャレンジしなければならない状況でした。新たにECに取り組む食品関連事業者も増えているので、BtoC向け食品EC物流への参入を決意しました。

古瀬伸幸 苦しいときだからこそ、自社のリソースを活用した新しいチャレンジが必要です。今回のプロジェクトは、当社にとって非常に大きな一歩。食品ECを担うのは厚木第2センターで、村山充センター長が責任者を務めます。お客様の要望をひとつひとつ丁寧に伺いながら対応できる体制をしっかりと整えたいと思います。

――どのような点が強みになるとお考えですか。

古瀬伸幸 3温度帯対応の24時間365日稼働の倉庫・物流網を持ち、バラピックなど細かい注文に対応できる点が強みです。食品特化型のビジネスを展開してきたため、衛生管理や鮮度保持に関するノウハウがあることも差別化ポイントです。もちろん時間指定の配送にも柔軟に対応します。

古瀬健二 都心部に商品を送る場合、郊外にしか拠点がないとどうしても物流コストがかさみます。当社の場合、センターに集まった都心向けの荷物は「都心デポ」に横持ち便で送ってから個人宅に配送するので、競合に比べて小口当たりの料金が圧倒的に安い点でも優位性があるでしょう。

古瀬伸幸 ただし、BtoBのビジネスが中心だったため、ECの取り扱い経験が乏しいのも事実です。経験豊富なパートナー企業と協業したり、新しい倉庫管理のシステムを導入したりすることで懸念の払拭に努めています。同業者や支援企業様へのヒアリングなども積極的に行いながら、受入体制を整えているところです。

週末・夜間を問わず短リードタイムで商品をお届け

週末・夜間を問わず短リードタイムで商品をお届け

――どのようなEC事業者にもっともメリットがあるのでしょうか。

古瀬伸幸 これから食品ECに参入を考えている事業者様や、すでに取り組んではいるものの取扱量の増加で新たな委託先を探している事業者様を想定しています。月に200~1000個程度の商品を出荷している事業者様にはコスト的にもメリットがあるはずです。24時間稼働の3温度帯対応倉庫や都市部への物流網があるので、週末・夜間を問わず短リードタイムでの配送をご希望の事業者様にも価値を感じていただけると思います。

村山 機械が使えない冷凍倉庫でのバラピッキングや、短いリードタイムでの低コスト配送などは、食品特化型の当社だからこそ実現できるサービスです。これまでもお客様とは定期的にミーティングを重ねて問題点を洗い出し、改善につなげる努力を行ってきました。常にお客様と近い距離感で課題解決のお手伝いをさせていただくので、どんなことでも安心してご相談ください。

――今後の展開について教えてください。

古瀬伸幸 当社の強みのひとつである「都心デポ」を、2022年中に20か所にまで拡大する計画です。これにより都心部への強固な配送網が確立します。例えば当日受注した商品を、その日の夕方に横持ち便でセンターからデポに送り、翌朝に個人宅に配送するようなスピード感で商品をお届けできるようになります。

古瀬健二 料金はデポから個人宅への配送距離が適用されるので、都内への食品配送においては競合に比べてコスト面でも大きな優位性があります。認知度や集客面では大手に劣りますが、戦う土壌は整いつつあります。

――この厚木第2センターが御社のEC物流の拠点になります。センター長としての意気込みをお聞かせください。

村山 今までやっていなかった仕事に挑戦できる喜びは非常に大きいです。外食産業向けのBtoBの業務もやりがいを感じますが、直接消費者に商品を届けられるBtoCのEC物流に携われることは大きな喜びです。もちろんプレッシャーもありますが、食品関連事業者様のEC事業を物流面から支えていきたいと思います。

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