EC制作会社の選び方|受賞歴ありの制作会社は、何が違うのか

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株式会社猫の手

EC制作会社を探すとき、多くの方が最初に見るのは
ポートフォリオと料金表ではないでしょうか。
どちらも大切な情報ですが、
それだけで「この会社に任せて大丈夫か」を判断するのは難しいです。

制作物の見た目は整っていても、SEOの知識が薄かったり、
運用フェーズのサポートが手薄だったりすることは、
実際に依頼してみるまで分からないことが多いからです。

このような状況のなかで、
EC制作会社を選ぶための判断基準として注目したいのが「外部からの評価」です。

受賞歴がなぜ信頼の指標になるのか、
実際に複数の受賞を持つ制作会社はどのような取り組みをしてきたのかを整理します。

制作会社選びで「実力」を測るのが難しい理由

制作会社選びで「実力」を測るのが難しい理由

EC制作を依頼する側にとって、会社の実力を事前に見極めるのは容易ではありません。

制作会社のWebサイトに掲載されているポートフォリオは、完成した見た目を示すものです。
そのサイトがどのような設計思想で作られたか、公開後にどのような成果を出したかまでは、
外からは分かりません。

「デザインはきれいだが売上につながっていない」
「制作は問題なかったが、SEO対策の知識がなく検索流入がゼロだった」

こうした話は、ECの現場では珍しくありません。

費用を抑えることは重要な判断軸ですが、
制作費が安い会社を選んで後悔するケースも少なくないです。

初期費用を抑えた結果、追加費用が積み重なったり、
サポートが薄くて運用に困ったりすることが起こりえます。

制作会社を選ぶときに本当に必要なのは、
「費用対効果として何を得られるか」を判断するための軸です。

その軸のひとつとして機能するのが、外部評価の存在です。

受賞歴が「第三者評価」として機能する理由

受賞歴が「第三者評価」として機能する理由

受賞歴が信頼の判断材料になる理由は、
評価の主体が「その会社自身」ではないことにあります。

自社サイトに掲載されている実績や推薦の声は、
会社が自ら選んで掲載したものです。

一方、外部の審査機関が認定した受賞歴は、
第三者が一定の基準に照らして評価を下したものです。

この違いは、信頼性の観点から見ると大きいです。

EC・Web制作領域で実施されている代表的な企業表彰では、
以下のような観点から審査が行われています。

・実績の再現性(特定のケースだけでなく、複数の案件で成果を出しているか)
・独自の取り組みや方法論(他社と差別化された専門性があるか)
・顧客との信頼関係(継続的な関係性を築けているか)
・事業の社会的意義(地域・業界への貢献があるか)

こうした観点での審査をクリアした会社は、
単に「制作ができる」だけでなく、成果を出し続ける仕組みを持っていると考えられます。

また、GMO makeshopのような主要ECプラットフォームが認定する
「認定パートナー」も、第三者評価のひとつです。

プラットフォーム側が自社の基準で審査し、
技術力・対応品質・実績を認めた会社にのみ与えられる資格です。
「そのプラットフォームに精通した会社に任せられる」という安心感につながります。

複数の受賞を持つ会社は、何をやってきたのか

受賞歴は結果ですが、その背景にある取り組みを知ることで、
その会社が何を大切にしているかが見えてきます。

東京を拠点とする株式会社猫の手(代表取締役・鳥井敏史)は、
EC・Web制作の領域で複数の外部評価を受けてきた会社です。

・JAPAN BUSINESS EXCELLENT AWARDS 受賞(ECサイトSEO部門)
・FUJブリリアント企業賞 受賞(ECサイトAI集客部門・2026年)
・GMO makeshop 公式アンバサダー 認定
・2025年 SMBエクセレント企業賞 受賞(関連会社・福岡ECサイト株式会社名義)

鳥井がEC・Web制作の世界に入ったきっかけのひとつは、顧客から繰り返し聞いた悩みでした。

「SEO対策に毎月何十万もかかるが、やめたら順位が下がりそうでやめられない」。

結果が見えず、業者との契約を断ち切れない企業をなんとかしたい。
その思いが、独立の原動力になったといいます。

猫の手が大切にしてきたのは、
「契約が終わっても順位が下がらない仕組み」を作ることです。

さらに言えば、「契約後も自力で順位を上げられる」状態を目指すことです。
依存関係を作らず、顧客が自走できる状態を設計することを、一貫した方針としています。

サイトを納品して終わりではなく、
「なぜこの構造にしたのか」「どこを改善すれば成果が変わるか」を
顧客と一緒に考えながら進めることをスタンダードとしています。

結果として、創業当初からのクライアントが今も継続して利用しているケースが多いといいます。

ユーザー心理から逆算する設計思想

鳥井は音楽活動をしていた時期に、人の流れと感情を読むマーケティングの原体験を持ちます。

「どこにいる人に、どんな状態でアプローチするか」を徹底的に考えることで、
1,000人規模の集客を実現した経験です。

この発想は、ECサイト制作にそのまま持ち込まれています。
商品詳細ページのレイアウトひとつとっても、
「購入行動を最優先に考えるワンカラム設計」を、業界にワンカラムが普及する前から実践していました。

「周囲がこうしているから」ではなく「ユーザーにどう見えるか」を起点に設計する姿勢が、
長期的な顧客との信頼関係につながってきたと鳥井は振り返ります。

ECサイトは公開して終わりではなく、ユーザーの行動を見ながら改善し続けるものです。
その前提に立ったとき、制作会社に求められるのは
「きれいなサイトを作る技術」だけではなく、「ユーザーがどう動くかを読む力」です。

この視点を最初から持っているかどうかが、長期的な成果の差になります。

猫の手がJBEAのECサイトSEO部門で評価された背景には、具体的な数字があります。

1ページで月間30万PVを達成したケース、
運用代行を1年半続けて月の売上が100万円から2,500万円に伸びた事例など、
複数の案件で再現性のある成果を出してきたことが、審査で評価されました。

受賞歴は「選ぶための地図」として使う

受賞歴は「選ぶための地図」として使う

EC制作会社を選ぶとき、受賞歴はそれだけで決め手にはなりません。
ただ、判断の地図として使うには十分な情報を持っています。

・受賞歴は第三者が審査した評価であり、自己申告の実績とは性質が異なる
・審査では再現性・専門性・顧客との信頼関係が見られている
・プラットフォームの公式認定は、技術力と対応品質の保証につながる
・受賞の背景にある「何を大切にしてきたか」を知ることで、会社の姿勢が分かる
・価格やデザインと合わせて、外部評価も判断軸のひとつに加えることで選択の精度が上がる

制作会社選びで迷ったとき、
ポートフォリオの次に確認したいのは「誰かが評価しているか」という視点かもしれません。


著者

株式会社猫の手

株式会社猫の手

ECサイト制作を中心に、SEO/運用設計/ブランド構築まで一貫して支援。「事業として続くEC」をテーマに、現場視点の情報を発信しています。

■猫の手ってどんな会社?
ECの全工程における企業様の多様な悩みを伴走型で解消するワンストップソリューションを提供し、猫の手が関わる全てのクライアントの“成長“、”成功“、そして“幸せ“を実現する信頼されるパートナーを目指しています。
また、2025年 EC業界 SEO部門1位を獲得するなど、EC業界での受賞歴多数。
GMO認定公式パートナー、makeshopで唯一の公式アンバサダーとしてもEC制作を支援しています。

■Webサイト
https://neko-te.co.jp/

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