リスクを最小限に純広告を実施するためには?【メディア最適化】

岩谷 海道

“最強の売れるノウハウ”を用いて関わるすべての企業を100%成功に導くことで世界中にたくさんのドラマを創る


皆様、初めまして。売れるネット広告社の岩谷海道(いわやかいどう)と申します。
冒頭の一文は私が在籍する売れるネット広告社の企業理念です。

当記事を訪れて頂き、おそらく初めて弊社の企業理念を目にされた方にとって、とてもインパクトのある言葉の羅列に見えたことかと思います。

かくいう私も中途採用で売れるネット広告社に入社する際、この企業理念に面食らった一人でした。。。
しかしながら、この行動指針を社員一人一人が体現しているのが我々売れるネット広告社です。


今回はこの企業理念に沿いまして、効率の良い純広告を実施し続けるための『メディア最適化』についてご紹介させて頂きます。純広告の実施を検討している広告主の皆様、または提案を検討している代理店の皆様に、
少しでもお役立ていただけましたら幸いです。

純広告のリスク?

純広告のリスクは、投資した広告費に見合った結果が出ないケースがあるということです。想定では○○円の出資で、●●件の成果を獲得し、△△円の回収が見込める。。。

そんな算段を重ねて実施した結果、成果の獲得は目標に及ばず、残念ながら広告費の回収が見込めない。

このリスクの要因は、純広告を実施する媒体メニューの想定にあります。なぜ、インターネット広告の想定はうまくいかないことがあるのでしょうか?ここでは大きく2つの原因に絞ってみていきましょう。

1つ目は、媒体メニューが多すぎることです。

インターネット広告では媒体メニューが無数に存在します。媒体社様は“数百社”あると言われており、媒体メニュー数は“1万種類以上”あるとも言われています。つまり、広告を掲載する前から、1万種類以上あるといわれる媒体メニューの中から、ベストなものを選定し、完璧なメディアプランを組むことは不可能と言えるでしょう。

2つ目は、媒体メニューの多様性です。

インターネット広告では、“採算がとれる媒体メニュー”と“採算がとれない媒体メニュー”に驚くほどの差が出てしまいます。『メディアプラン』が例えどんなに美しいターゲット論やロジックで作成されていても、どの媒体メニューがどれほど効率よく結果がだせるかは、実際にやってみないとわかりません。下記のような声はどこにいっても聞こえてくるのではないでしょうか?

・想定CPCが低かったのに、結果的にCPAが高くなってしまった。
・想定CPCは高くてもCPAは低く実施できた。
・女性向け商品なのに女性向け媒体よりも普通のポータル媒体の方が効率よく実施できた。

もっと言うと、媒体メニューの個性と、商品やクリエイティブの相性なども複雑に関係し合っており、最初から媒体メニューの性質を理解し、成功を予測するのは容易ではありません。


上述の2つが純広告のリスク要因であり、これをクリアしないことには純広告で安定して良い結果を出し続けることは不可能といえます。このリスク要因を排除するにはどんな手段を用いればよいのでしょうか?

『メディア最適化』

それではここから私たち売れるネット広告社が行っている、リスク要因の排除方法をご紹介いたします。

いったいどうすれば効率の良い純広告を実施し続けられるのでしょうか?解決策はいたってシンプルな2つのステップです。

① メディアプランの新規媒体メニューは[広く・浅く]できるだけ多くの媒体メニューに分散して行うこと。
効率の良い媒体メニューだけを「メディアポートフォリオ」に残し、効率の悪い媒体メニューは「ブラックリスト」へ移すこと。

この2ステップを“単純に繰り返す”のが売れるネット広告社式の解決策です。そしてこの2つの作業を合わせて『メディア最適化』と呼んでいます。

『メディア最適化』を続ければ続けるほどに、商材に合った効率の良い媒体メニューは洗練され、獲得件数が拡大していきます。さらにターゲットが近しい商材のキャンペーンが開始される際には、把握した効率の良い媒体メニューがはじめからわかっている状態を手に入れることができます。

なんだ、そんなことか、そう思った方もいらっしゃるかもしれません。ただ、意外とこの単純な作業を繰り返した上で、ひとつの資料としてまとめ上げ、全社で蓄積・共有している方は少ないのではないでしょうか?

私たちの場合は、純広告を実施したすべてのクライアント様の、すべてのキャンペーンの、すべての媒体メニューの結果を蓄積し、完全社外秘のひとつのエクセルにまとめ、社内すべての人間に共有しています。全社で『メディア最適化』を推し進めることで、個人でこの作業を行うのに比べ、数倍のスピードで媒体メニューは増えていきます。

つまり、このデータには、代表の加藤ならびに全社員が、累計“200億円以上”の広告費をお預かりして実施したすべての純広告の結果が詰まっています。

例えば30代女性に向けたダイエット商材でソートをかければ、結果の良かった媒体メニュー・悪かった媒体メニューが一目瞭然で分かり、安定して結果が出る媒体メニューをセレクトすることができるのです。

このデータベースは100%事実に基づいたリアルなものであり、この結果を分析することで、ターゲティング理論やロジックだけでは見えてこない意外な結果が見えてきたりします。

純広告のリスクを排除する方法、それは、地道にひとつひとつの事実を集めることに他なりません。しかしながら、地道に集めた事実を分析すれば、必ずや結果に結びつくことでしょう。

『メディア最適化』とはつまり、媒体メニューの採算性を効果測定ツールにて把握し、良いものを残し、悪いものを外すという作業を半永久的に続けることです。

様々な新しい媒体メニューを試し、成功すれば良い媒体メニューとして残す。失敗すればブラックリスト入れて、次のチャレンジ枠を探す。こうして取捨選択を繰り返して、媒体メニューをどんどん増やし、地道に販路を拡大していくこと、それが売上拡大につながると考えています。

おわりに

いかがでしょう。少しでも皆様のお役に立てましたでしょうか?

ここまでお目通し頂き、本当にありがとうございました!
世界中にたくさんのドラマが生まれることを願いまして、当記事を締めさせていただきます。


著者

岩谷 海道 (Iwaya Kaidou)

東京都新宿区出身。獨協大学ドイツ語学科を卒業後、服部栄養専門学校を経て、前職のイベント制作会社に入社。東京ゲームショウ2016・東京おもちゃショー等をはじめとした展示会への出展、大型商業施設のキャラクタージャックイベント、テーマパークでの期間限定アトラクション等、多種多様なセールスプロモーションのディレクターとして活動。プロモーションを網羅した後、より顧客貢献を突き詰めるべく、売れるネット広告社へ入社。

実家は古本屋。趣味は麻雀・ボウリング・サウナ・カラオケ・食べること。

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