2016年のEC業界・重大ニュース10選4~6~最新EC業界大図鑑を試し読み~

ECのミカタ編集部

 ECのミカタは、昨年に続く2作目として「2016年のEC業界を総まとめ!!最新 EC業界大図鑑」を発売しました。EC業界の基礎的な用語や概要〜最新のトレンドや重大ニュースをまとめた一冊になっています。ここでは、ECのミカタ編集長が「これだけは知っておいてほしい」ニュースを厳選した「2016年のEC業界・重大ニュース選」を公開します。

EC業界大図鑑 2016の詳細はこちらをご覧ください。
 → https://www.ecnomikata.com/books/detail.php?id=12231

アマゾン最大、プライムデー過去最高の販売数

 アマゾンは近年有料会員アマゾンプライムの強化を徹底しています。 日本では514円(税込)かかる当日お急ぎ便などが無料になる他、Prime Video、Prime Musicなどが無料で利用できるなどの特典があります。このアマゾンプライムに向けて、年一回1日限定・ アマゾンで行う一大イベントがプライムデーで、セールも盛んに行われます。

今年は7月に全世界 10 カ国で開催され、結果は1日当たりの注文数が過去最高、昨年のプライムデーと比較して注文数は世界で60%以上の増加です。世界のアマゾンプライム会員の買い物全ての割引価格分を合計すると、昨年比で2倍以上、それだけ多くのお客様がお得な部分を享受したということになります。

IROYAが東急・ 大和ハウス系と提携! オムニチャネル支援サービス 「Monopos」の提供

IROYAが東急・ 大和ハウス系と提携! オムニチャネル支援サービス 「Monopos」の提供

 アパレルEC"IROYA"は、受注から出荷までをケアする支援ツー ル「Monopos」の提供を開始し、それは特にオムニチャネルを考える店で最大限の力が発揮できるとしました。これまでオムニチャネルは、あらかじめ実店があることが前提だったのが、東急電鉄や東急百貨店と提携していることから、ECサイトから実店舗が誕生するという流れも生まれるかもしれません。

東急百貨店も同システムを導入できることで、実店舗を持つ企業に他百貨店より優先して選ばれることを意識しています。大和ハウスグループとの連携も行い、物流も盤石な環境を整え、新風を起こしそうです。

「北欧、暮らしの道具店」が フラッツを子会社化

  「北欧、暮らしの道具店」という ショップを運営するクラシコムがフラッツを子会社化しました。クラシコムは、近年、エンジニアの強化をし、5月には完全に自社のシステムにしました。もっと今以上に、独自性やユニークさを追求できるはずだとしています。その延長線上に、フラッツを子会社化がありました。モールも何もない時代に、あれやこれやと試行錯誤していた独自ドメインが存在感を持っていたその時に近づいていて、あの時と違うのは、内製化できてしまうだけの企業のつながりも、知識も、店舗が持ち始めているという現実です。

<「2016年のEC業界を総まとめ!!最新 EC業界大図鑑」より一部抜粋>


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