「AT-SCELTA」に「unisize」導入。新たな取組み開始

ECのミカタ編集部

株式会社メイキップ(以下、メイキップ)は、株式会社アバハウスインターナショナル子会社の株式会社アットシェルタ(以下、アットシェルタ)が運営するオンラインストア「AT-SCELTA」において、メイキップが展開する「unisize」の提供を開始した。

アンケートを基に身体に合うサイズを推奨

 「unisize」とは、インターネットで洋服を購入する時に、より身体に合ったサイズを推奨するサイズレコメンドエンジンである。国内外の洋服ブランドを対象とした多量な洋服サイズを有し、入力されたユーザーの身体情報、特徴を元に最適なサイズを推定する独自のアルゴリズムでレコメンドを行う。

 EC利用者は身体に合う洋服や身体の特徴など、最短1分の簡単なアンケートに回答するだけで、メジャーで測ることなく自分に合ったおすすめのサイズを確認することができる。

 一方「AT-SCELTA」は、ABAHOUSEをはじめアバハウスインターナショナルの全ブランドを展開。メンズ・レディースの服・靴、小物と様々なアイテムを取り扱い、ファッションだけでなく、生活をディスプレイするショップ展開をコンセプトに様々なライフスタイルの提案を行っている。

オンラインストアと実店舗の購入履歴を連携

オンラインストアと実店舗の購入履歴を連携

 今回、unisizeと「AT-SCELTA」は新たな取組みとして、オンラインストアの購入履歴だけでなく、実店舗の購入履歴データの連携を開始した。これにより、オンラインストアを利用したことのないユーザーでも、実店舗で購入した洋服とオンラインストア上で検討している洋服のサイズ比較ができるようになった。

 この取組みを通じ、実店舗を利用するユーザーにもサイズの不安なくオンラインストアで買い物ができるように利用促進を図っていく。

 ECで洋服を購入するようになり、利便性が向上したものの、“サイズ問題”という新たな課題がある。やはり、洋服を試着することができないため、自分の身体にフィットするか不安なのだ。その問題を解決するために「unisize」がある。アンケートを基にユーザーの身体にぴったり合うサイズを推奨するため、サイズに対する不安が減少される。

 サイズにおける不一致が減少すれば、返品などによる無駄な配達を減らすこともできるだろう。店にとってこの導入が必須かと言えば、そうではないのかもしれないが、そういうコストを考慮すると、導入するのは、ベターな判断であると思われる。

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